winter's scarecrow

小さな花束

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この数ヶ月、ふとTVをつければエドはるみのライザップのCMの before & after、インパクトのあるCM映像に、おい、オイ・・。

その後は「このハゲー!」「死ねば!生きてる価値ないだろ!」と、ピンク色のスーツを着た衆議院議員が唸っている。
大阪のオカンの十八番、籠池夫人のマシンガントークの連発。

2時間ドラマの迷優、船越夫人のカメラに向かい得々と語る復習、怨念、こんな狂乱な日々・・・・。

日々、家路につく前にガス抜きをしてくつろいでいるお父さんたちは戦々恐々。


こんな恐怖の世界を観るのがイヤでTVではなくずっとラジオを聴いている。

何かの小説の話らしいのだが、途中から聴いた顛末。

横浜黄金町、黒澤映画「天国と地獄でも」描かれていた当時はヒロポン中毒の人がたむろしていた町。 今でもそんな空気感が漂う。

20代の男は大手コンビニに並ぶ洋菓子のエクレアを製造する工場で働いていた。

男はもっとステップアップした仕事を見つけ工場を去ることになった。 エクレア工場は男ともう一人の日本人の同僚以外は全てブラジルやアジアからの労働者。

男が仕事を辞める日、夢を語った同僚が小さな花束を「がんばれなと」と手渡してくれた。 にこやかにその光景をみている外国人労働者たち。

男は小さな花束を手に黄金町の駅に向かう、その角々には南米からきた立ちんぼたちが、「遊ばない」と声をかけてくる。
男はそんな立ちんぼの一人に小さな花束をプレゼントする。

女はなぜと、突然の花束にふと涙ぐむ。 チャプリンの " 街の灯 " が浮かんでくる。

ラジオを聴いていて、その小説の結末は知らないが黄金町と南米から来た人々との一端が瞼に残った。 







エメの歌声がそんな人々の日々の世界にも届くような気がします。
「結ぶ」

ラジオからエメの曲が流れると、やっていた作業、ふと手をとめてしまいます。



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by w-scarecrow | 2017-07-07 02:46 | そのほか | Comments(0)