winter's scarecrow

2017 はじまり

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                     あけましておめでとうございます



     ” 正月の四日になりてあの人の年に一度の葉書も来にけり " 

三が日を過ぎ、待ちわびた便りが届いた嬉しさを詠んだ石川啄木の歌がある。


穏やかな年の明け、3日分のお雑煮の汁を作り、朝からお餅を6ケも食べてしまった。

何かが足りない、柚子を買い忘れてしまった。 太陽の光りを浴びた控えめなエネルギーの一片がほしかった。



郵便受けには旧友たちからの便り、彼らの暮らす町々の空気感が伝わってくる。

何十年とつづく新年の挨拶、彼らの披露宴のポートレイトから始まり、幼児を抱いた家族の姿、七五三、小学校入学、成人式を迎えた子供たちと写る、髪の毛に白いものが少し混じった夫婦の姿と、彼らの家族の歴史が私のもとにしまってある。

さすがに今は写真のない文字だけの殺風景な年賀状、子育てに一段落した彼らの緩やかな日々が行間から伝わってくる。


     ” 何となく今年はよい事あるごとし 元日の朝晴れて風無し "  啄木


本年もよろしくお願いいたします。
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by w-scarecrow | 2017-01-01 16:10 | そのほか | Comments(2)
Commented by ama7869 at 2017-01-02 17:43
あけましておめでとうございます。
いつも短編集のように楽しく読ませていただいてはいるのですが、
なんとなくコメント出来ず・・・が続いてしまって失礼しています。
今年もよろしくお願いします。
Commented by w-scarecrow at 2017-01-02 20:18 x
ama さん、あけましておめでとうございます。
名古屋へ移られからの広がり、仙台の街、東京へ立ち寄ったときの記事、いろんな色彩を感じて愉しく読まさせてもらっています。
東大駒場校舎の枝垂桜も変わらず素敵ですよ。
仙台、佐々重のさっぱりとした味噌がたまに味噌汁で飲みたくなります。
本年もよろしくお願いします。