winter's scarecrow

紅に黄金

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        ” とめてくれるな おっかさん背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く ”

バブルの時代の西武系のお洒落なコピーなど、なんのその昭和の広告業界にもこのアナクロな感性は真似できなかった。

1969年、東大安田講堂が陥落。 その学生たちの殆どが東大生ではなく他大学の学生だった。

安田講堂ろう城へと向かうころ、駒場校舎の学園祭のキャッチコピーが橋本治の有名なシニカルなコピーだった。

異口同音に堂々と訳の判らないカタカナ言葉をつかい革命を語っていた学生たちの儚さ。薄っぺらさ。

それに対してのなんと許容力に富んだコピー。



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東大駒場校舎も黄色と紅色に包まれています。 赤門の本郷にはまだ深さは叶いません。

東大=小学校からの受験塾~中高の進学校=結局、殆どはお金持ちの子弟のたち。

なんで貧しい家庭の受験生が授業料の安い、国公立へ入学できないんだろう!

奨学金の返済をどっと抱ている理系の男、ひ弱な優等生と違った逞しい東大OBのAくん、ジョギング中の彼に出くわすと元気をもらえる。 「ちわーす!」

師走に入った。 

ハロウィンに較べて最近はX'mas が地味に感じてしまう。

以前のような、カップル最大のイベントが薄れつつあるのかな。

ただハロウィンのあの大行列は渋谷ではなく、九十九里浜あたりでやってくれればいいんだけど。





 

 
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by w-scarecrow | 2016-12-01 00:14 | そのほか | Comments(2)
Commented by mother-of-pearl at 2016-12-02 09:37 x
“男東大どこへ行く”
・・田舎の若者には眩しい言葉でした。
“春ってあけぼのよ。”と桃尻語訳の枕草子を衝撃と微笑みを持って読んだ時、
『え~っ!あの標語を掲げた人?』と作者名を二度見しました!

あの頃(今も?)頂点で学生達を引っ張るかのように見えた東大の構内に
敢えてカタカナ排除で旗を揚げたことが眩しかった
“ノンポリ・ラジカル・シンパ”学生でした。


今日も心に沁みる1コマを描いてくださって、ありがとうございます。
Stay warm!
Commented by w-scarecrow at 2016-12-03 03:16 x
mother-of-peral さん、こんばんは。

バブル期の糸井重里、仲畑さんたちのコピーがいっぱいあります。
「おいしい生活」等々、今時代が変わると平凡な会話文なのかもしれません。
でも、たわいもない一文が購買意欲をかきたてだのでしょうね。

彼ら団塊世代がデモ行進叫んでいた反コマシャーリズムが、こんなお洒落な言葉を作っていったんでしょうね。

ところがどっこい江戸っ子のノンポリ東大生の橋本治の視点が、江戸っ子からすると粋で格好よかったです。

もちろん、その時代その頃はまだ女子のスカートめくりをしていたころの私。

「かっこうよか!」と後年なって、その名コピーを知り感動しました。