winter's scarecrow

♪ Here Comes The Sun

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水色のギンガムチェックのボタンダウンを着たお父さん、ジーンズの色の褪せ具合が格好いい。

代官山の蔦谷書店で平積された " THE BEATLES 1 " の DVD を手に取っている。

たぶん、70歳は越えている。

眼鏡の角度を変えながらラインナップ曲を見ている。

なんか、素敵だ。 ビートルズの曲を口ずさむ戦中生まれの世代。

CD 売場でも若者たちはスマホを離さない。 スマホ売場でもきっと片手に持っているだろう。

みな、みな、下を見ながら歩いている。

ギンガムチェックのお父さんたちは高度成長期に青春時代を送っている。

みな、みな、上を見ながらその時代を生きてきた。 ビートルズと同じ時代を生きてきた。


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私はサザンオールスターズを口ずさむお年寄りになりたい。

カラオケで ♪ いとしのエリー ♪ を歌うとき ” エリー my love so sweet ” のエリーを好きな子の名前に置き変えて歌っていた情けない青春時代。

一番好きな ♪ 希望の轍 ♪ でも鼻歌混じりに歌いながら歩いていきたい。


ギンガムチェックのお父さんはレジを済ませ、ルイガレのチャリに乗って神泉方向へ走って行った。
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by w-scarecrow | 2016-05-11 22:10 | music | Comments(4)
Commented by mother-of-pearl at 2016-05-13 10:32
♪Little darling, と唄うジョージ・ハリソンに(見た目で)憧れていた日々を思い出し
まさに心に陽が射しました。
ありがとうございます。

ギンガムチェックのシャツを着るあたり、ポリシーが揺らがない“オニイサン”なのでしょうね。
さしあたり、私はコンバースかな~。

Have a good one!
Commented by w-scarecrow at 2016-05-13 22:04 x
mother-of-pearl さん、こんばんは。
Here Comes the Sun
韻を含んだ歌詞ではなく、愛しき人に捧げたシンプルなGeorge の曲。
仲の良かった、Eric Clapton とは互いにギターの名手だけど歌はいまいち。
当時はみなそう感じていましたよね。
時が経って、今聴くとじんわりときます。
ギンガムチェックのお父さん、素敵な70歳代、1960年代のイカシタ匂いを感じました。
黒のコンバースのハイカットが欲しくて、欲しくて・・。
今もまた履きたいです。
Commented by mimo720 at 2016-05-15 20:48
先日、「マルタのやさしい刺繍」というスイスの映画を観ました。夫を亡くし、元気のなかった80歳のおばあちゃんが、若いころの夢であったランジェリーショップを開くお話。
 いくつになってもそんな風に、夢を追ったり、やりたいことやれる人は幸せだな~と思いました。
サザンは、若いころ、好きな人によく歌ってもらった曲がありました~^m^
♪希望の轍♪私も、サザンの中で一番好きな曲かも~!(^-^)
私はダイアンキートンのように素敵に年を重ねたいな~~と憧れています。(^-^)
Commented by w-scarecrow at 2016-05-15 21:43 x
mimo さん、お久しぶりです。
「マルタのやさしい刺繍」10年くらい前の作品だったんですね。
検索してストーリーを見て「わっ、いい映画!」と思ってしまいました。
40歳代でも80歳代でも、主人公が今まで出すことができなかった「一歩」。
そんな小さなステップでも観るものにも勇気をくれますよね。
「一歩」を踏みだせない自分と投影してしまいます。
mimo さんのよく歌ってもらったサザンの曲はどれだろ?
♪真夏の果実♪ ??
若いころからちょいとひょうきんなキャラクターのダイアン・キートン素敵ですよね。
mimo さん、元気にされていますか?
今が北海道の一番こころ踊る時期ではないですか?