winter's scarecrow

発車 オーライ 🚋

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スーパーの前で60代の女性が70代の品のいいおばあちゃんに道を尋ねていた。

「駅前にハンバーグがいただける店がありますから、そこを左に曲がってくだいさい。そうしましたら左手に履物屋さんがありますから、もう少し真っすぐ歩きまして、その次の角を右に曲がってください・・・」
おばあちゃんの手振りを交えた丁寧な説明がつづいていた。

そんなおばあちゃんを見ると母と重ね合わせてしまう。お袋だったらどんな答え方をするんだろう・・。

おばあちゃんの説明を女子高生がすると「駅前のマックを左に行って ABC (マート) の次を右に・・」


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本屋で平積みの本を眺めていると猫に関する書籍が目立つ。
猫本コーナーもある。

" 人生はニャンとかなる " のタイトルが目にとまる。

愛らしい猫の写真と偉人たちのエピソード、格言を集めた本ですでに90万部を超えて続編が出るらしい。

猫といえば夏目漱石、熊本で教師をしていた時代に偏屈な男のもとに、大らかな広島出身の箱入娘が嫁いできた。
平穏な結婚生活が変わってしまったのは妻の流産、精神的に不安を抱えてしまった妻は自殺未遂をしてしまう、漱石は妻が離れてしまわないように眠るときは二人を紐で結んでいたという。

漱石が英国留学から変わり果てて帰ってきた。胃潰瘍に被害妄想、こんな気難しい男のそばに居られるのは自分しかいないと奮起する。

こんな夏目家のごたごたした家庭を和らげてくれたのは、いつの日からか迷い込んだ黒い猫。

ニャンとかなる。


私は猫は嫌いではないが虎やライオンの親戚だと思うとなかなか打ち解けることができない。
撫でるくらいはできる。

キャバ譲みたく相手を見定めているのでは?と、勝手に警戒してしまう。

" 人生はニャンとかなる " のタイトルに感心して、横を見れば犬版の " 人生はワンチャンス " という写真集が並んでいる。

「ワンチャンス??ワンダフル!だったら手に取るのに」、やっぱり!犬版は売れていないらしい。
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by w-scarecrow | 2016-02-05 20:23 | そのほか | Comments(0)