winter's scarecrow

糸 ♪

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土曜日の朝、9時ちょうどに着くように速足で近所の皮膚科医院へ向かう。

昨日の24℃で緩んでしまった心身、イレギュラーからレギュラーへと巻き戻す。

" しばらくの間 お休みします " の張り紙、83歳の先生はいつも薬を一か月分出してくれる。

「次、来られたとき閉まっていたらなんだから・・」

83歳、まだ若いぜ先生。回復待ってます。


部屋に戻るとカクヤスの配達がきた。

「ミネラルウオーター2ケースと金麦3本、ALL FREE7本にサバ缶3つ以上です」と元気に告げる体育会系。

同じフロアーの向こう5軒両隣にも響き渡る。

金麦3本とノンアルコールビール7本の比率、どっちにしたいんだ?と潔くない男の選択。



師走の忘年会帰りのカラオケ、散会が近づくと必ず中島みゆきの ♪ 糸 ♪ を熱唱する男がいる。

あなたと私、縦糸と横糸で織りなす布は誰かを暖めたり、誰かの傷をかばったりするかもしれないと歌う。
♪ 糸 ♪ には逢うべき糸と出逢えることを人は人は仕合せと呼びますよと結ぶ。

彼は独身、「横糸が引っかかったままだよ・・」と毎回、声に出さず呟く。

年の瀬に聴く中島みゆきはつらい。
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by w-scarecrow | 2015-12-12 10:41 | そのほか | Comments(0)