書くということ ✍
" 僕が母のことを考えている時間よりも
母が僕のことを考えている時間の方がきっと長いと思う "
何年前だろう、携帯電話がまだ珍しい時代の電話会社のコピー、なんの飾りもないコピー。だから忘れずにいるのかもしれない。
" おかあさんへ
なみだが甘くなるように プリンをいっぱい食べたいな " (8歳)
" 雨音で目を覚ましたので窓を見たら アジサイがのぞいて笑ってました " (18歳)
19年前に福井県丸岡町が始めた 『 日本一短い手紙 』コンテスト、涙がほろっと落ちそうなものもあるが、こんな楽しい感性の一文もある。
先日、亡くなられた詩人の長田弘さんのエッセイには言葉についての記述が多い。
書くというのは二人称をつくりだす試み、書くということはそこにいない人にむかって
書くという行為。
文字を使って書くとは目の前にいない人を自分にとって、なくてはならない存在にかえてゆくこと。
ブログと仕事以外はものを書くということがなくなった。ものを書くということ、そのなかで喜びを書こうとして哀しみを見つけ、哀しみを書こうとして喜びを見つける。そんな発見の場所。
台風が時速 65km メートルで東海、関東に突き進んできている。 お世話になっている方への誕生日祝いのアップルパイを池袋で買って、いつもの場所へ。
夜9:30までは速度20km くらいに落としてほしい。
小学生以来、長靴を履いたことがないがやっぱりこれからの季節、必要かな?
NIKE で Michel Jordan モデルの長靴は販売してないのだろうか・・・。
by w-scarecrow
| 2015-05-12 09:24
| 本