⚾ 夢の途中
ドキドキ ドキドキ 不整脈ではない 一位という高みに立ちどうしたらいいのか。
巨人ファンが最下位になったときの屈辱感とは違い、私たちは5番目6番目に慣れきっているので、サラブレッドの優等生や他校から続々と転校してきた選りすぐりの軍団に、なんと中間試験だけは勝っている申し訳なさ。
でも優等生軍団の主力は病欠中。ちょっと太り過ぎた人もいる。
GW 最後の日、総勢11名の呑み仲間たちと横浜スタジアムへ、連勝中のため連日満員御礼。
1960年と1998年の大洋ホエールズ時代、横浜ベイスターズ時代の2度しか優勝経験のない横浜 DNA ベイスターズ。
あれから17年、今も声を枯らして応援をつづける弱小球団好きなファンたち。
お約束の本日、NO.1 の売り子のおねえさん。 少しだけ綾瀬はるか。
私の前に座るC さんはビールをおかわりをする度に銘柄は関係なく売り子のおねえさんを替えていた。
この日もヤクルトに4対2とカード3タテ。
12球団20勝一番乗り。 いつもだったら20敗一番乗りなのに。 変だ。
勝利の乾杯は中華街の広東料理店・龍鳳酒家へ、この店は中華街では珍しく中国人の店員さんの接客がすご~く感じのいい店である。
ただ中国人料理人の作る酢豚はどの店でも果てしな~く甘い。
浜スタでは勝利した試合後に、選手たちが手書きのサインボールを内外野のスタンドへ投げ入れる。
井出正太郎選手が投げた球が外野席の私に向かって、ドンドン近づいてくる。来るぞ!
その途中からボールの画像がスローモーションになり、名投手・寺原隼人(現・ソフトバンク)を抱した宮崎・日南学園の甲子園大会の井出くんの高校生離れした打撃が浮かんできた。
そして夜の宮崎の街・西橘通りの垢抜けしたどこまでも明るいおねえさんたちの顔が浮かんだときに、井出くんの投げたボールが私の手に吸い込まれた。
我ながら驚いた。 今年はなにかありそうだ! がんばれ井出正太郎! ニシタチ(西橘)のおねえさたち!
どげんしたんだろう、横浜?
by w-scarecrow
| 2015-05-07 21:05
| baseball