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winter's scarecrow

DAMMANN FRERES

今朝の東京は雨上がりのせいか、部屋に入ってくる風が打ち水をした後のように心地よかった。

TV から流れる東名、中央、関越自動車道の渋滞具合をいつものように見入ってしまう。 どこにも行くわけではないのに気になってしまう。

10時過ぎ、壊れた躰の修復剤をもらいに近所の医院へ。 いつも悲しげな顔をしている医療事務のおねえさんが、今日は何故が晴れやかだった。
帰省しないのかな?

舟和のあんこ玉が食べたくて新宿へ。 昼飯のカツ丼用のロースカツと煮魚用の魚を買ってきた。


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フランスの老舗、DAMMANN FRERES の柑橘系のフレーバーが時の流れを緩めてくれる。


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ダマン・フレールの no.22 まである茶葉の no.1 、" グールース " 香りも風味も上品で尖ったところが全くないのに深い。


アールグレイに近い風味なので清涼感が堪らなく癖になってしまう。





舟和のあんこ玉との組み合わせはマッチしているとは言えないが、お盆の入りにはいいかもしれない。










日本の夏、八月の日本は光で満ち溢れている。

青森のねぶた、弘前のねぷ(PU)たは極彩色の武者絵を行燈に見立てて練り歩く。
秋田の竿灯(かんとう)は長い竿に吊るした多くの提灯が夏の夜空に映える。

各地の花火大会、精霊流し、万灯篭・・・大文字の送り火も光の祭り。

浴衣を着て祭りへと向かう、初めて髪をアップにした娘へと変わりゆく少女たちの姿が、「かんべんしてよ・・うざい」とか言っている日常とは違って素の表情が初々しい。


私の帰省は自転車で20分。

老母に「流しの食器を洗うスポンジ、大事に使わなくていいんだよ。夏は頻繁に替えなきゃ。明日、百均で買って行くからね」と言ったら、「なんで借金してスポンジを買うんだい?」ときた。

普段、外来語、カタカナ言葉は母には使わないようにと注意しているのだが、百円均一店と言わなければいけなかったのかも。
by w-scarecrow | 2014-08-13 20:53 | tea