winter's scarecrow

夫婦予報

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                          今日の天気は
                         夫婦のち 他人
                           所により
                       カミナリが落ちるでしょう
                         明け方にかけましては
                         解決の糸口が見え
                           所により
                         仲直りをするでしょう



「出逢ったころは 『ずっと、お醤油取って』 の距離でいたいね」と言って、親の猛反対を押し切って結婚したはずなのに、鍵を忘れて自宅に帰ってさ、ピンポンを押し 『俺だ』 と言ったら、女房がドアホン越しに 『な~んだ』 って言いやがたっんだ。 『な~んだとはなんだ!!』 ・・・」

「と奥さんに言ったんですか!?」

「言えるわけないでしょ」

新潟の酒蔵の息子がやっている和食と日本酒の美味しい店での一コマ。

最近、よくお父さんたちから女房のグチを聞かされる。 「だったら別れちゃえば」と無責任に言ってみるが、皆「それは無理」と返ってくる。

ユニクロのメンズフロアーのパンツ売り場にはお父さんたちの姿はない。 そこだけ紺白のボーダーのシャツを着た奥さんたちが、パンツを手に取りサイズを確かめている。
私は奥さんたちが引くのを待ってパンツを物色する。

世の中のお父さんたち、パンツぐらいは自分で買いに行け!! 「離婚は無理」の言葉が頷ける。


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ハピーエンドもいいけど、途中もハピーがいい。

ふなっしーを観ながらつくづく想う。
by w-scarecrow | 2014-07-12 20:00 | そのほか | Comments(6)
Commented by mother-of-pearl at 2014-07-13 01:51
>ハピーエンドもいいけど、途中もハピーがいい。

大・大・大賛成!!
そうなんですよね。
なんで、途中は我慢で、終わりを夢見て走り続けられるんだろ??

自分でパンツ選べる人達の中で暮らしてみても
同じ〝諦念”がうごめいていました。
・・・・・やれやれ・・・・・

(いつも素敵ですが、特に一枚目の写真、素晴らしいです!)
Commented by ぶるぼん at 2014-07-13 11:31 x
ドアホン越しに『な~んだ』 みたいなことは日常茶飯の我が家です。
相方はパンツは自分で買うもののキッチンには寄り付きません。
電子レンジで「チン」が精いっぱい。
子どもがいなくなった今、限りなく友達にもどりつつあります。
夫婦予報も難しいです。
Commented by w-scarecrow at 2014-07-13 21:35 x
mother-of-pearl さん、こんばんは。
昼過ぎの恵比寿ガーデンプレイス。
エキストラを助監督が動かしてくれたように人波が希望通りに動いてくれました。
お父さんたちのグチ、ひとり身としては結局は愛情に溢れ(てはいないか?)ていて羨ましく感じるんですよ。

奥さんたちの愚痴は必殺仕掛人でも雇おうか、くらいの勢いがあります。
真ん中がハピーでいたいですね。
エンドは若い医者と少し茶色に髪を染めた看護師の顔と声が徐々にフェイドアウトしていくと想うので。

こんな話をすると映画「八月の鯨」の米ニューイングランドの風景と素敵な老姉妹の姿が浮かびます。
Commented by w-scarecrow at 2014-07-13 21:53 x
ぶるぼんさん、こんばんは。
自分でパンツを買う40代以上のお父さんは僕の周りでも稀少ですよ。
パーセンテージは判りませんが、こと九州に限っては自分でパンツを買う世帯持ちの九州男児は数%しかいないのでしょうか?
僕より上の世代の男たちは米をといだことが経験がない人が殆どです。 でも鍋やバーベキューの時は奉行になっています。
うるさい、うるさい。
限りなく友だちに戻る。理想の夫婦像ですよ! 付き合っていた女子に「友だちに戻ろう」と何度言われたんだろう?

でも、本当に理想の繋がりだと想います。 
焼きうどんの発祥は北九州だったんですね。麦味噌の優しい味噌汁、たまに食べたくなります。


Commented by del at 2014-07-13 23:50 x
一人暮らしが長いわたしと、親元で暮らしていた人との生活は
最初はなかなか難しく、生まれて初めての肩こりというものを
味わいました。

ささやかな家出、というわけでもないのですが
レイトショーには度々助けてもらいました。
精神的にも時間的にもしばしの逃避。。。

それからしばらくして、わたしの怒り?の原因は
わたしが勝手に思い描いてたものと実際のありようとの
ギャップからきているだけだったなあと思い至り
現在は少し穏やかな日々が続いています。

心が波立ちそうな時はwsさんが触れておられた、
吉野弘さんの詩を思い出したり。

お目にかかったことはありませんが、いろいろと日々
助けて頂いてます。
いつもありがとうございます。



Commented by w-scarecrow at 2014-07-14 23:47 x
del さん、こんばんは。 今、いい具合で帰宅しました。
4,5年、del さんと一緒で実家で暮らしていた、ひとり暮しをしたことがなかった人と暮らしていました。
生活のリズムが違って、どうしたらいいんだろう?だらけで愉しかったです。
「今から帰るけどご飯、何かある?」「プリンがある」「プリン!?」
「プッチン・プリン」
そんな今までにない衝動を愉しんでいた感があります。
全く育った環境の違う同士、違いしかない同士、面白く受け止めていましたよ。

吉野弘さんの詩に、人の穏かな視点を感じ、茨木のり子さんに生きていゆく覚悟を感じます。
でもまだ、気持ちは吉田拓郎、Bob Dylan の20代に描いた詩なんです。