winter's scarecrow

ふし穴から見た風景 ROKURO

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                                  <春の来る音>


雨戸のふし穴からかいま見る、さかさに映る風景、天井の木目やシミがいろいろな生き物に見えた。
学校を休み、布団の中から想い起こす風景。


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              <海辺早春>                               <ツバメフィルハーモニ>


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              <虹を織る人>                               <自分で作った落とし穴>


青山通りと表参道がぶつかる交差点、明治24年創業の書店” 山陽堂 ” の壁一面に谷内六郎の壁画が描かれている。
亡くなってから30年が過ぎたが、書店に並ぶ週刊新潮の表紙を手に取って眺めたときの空気感はまだ片隅に残る。


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                                    <霧の記憶>


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             <月光の曲>                                   <ラッシュアワー>


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      <行ってしまった森林鉄道 木曽にて>                             <遠足>



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                                     <朝 市>


谷内六郎の絵にはトロッコや貨物列車が描かれていることが多い。 いつ来るか判らない列車を線路脇に座り、レールに耳を寄せ、赤く錆びた釘を並べて待つ少年の姿が浮かぶ。


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             <象のいる山>                                 <雪のファスナー>


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           <かげふみの記憶>                                 <北風の入場式>
                                                         [ サンケイ文化センター刊 谷内六郎展より ]

四季折々の景色のなか、汽車はどこへ向かって走って行くのだろう、風はどんな色をしているのだろう、川面に反射する光に目を細めながら、眠くなってしまいそうな春の甘い匂い。
どんぐりをいっぱいポケットに詰め、色づいた落ち葉を踏みながら、枯葉の破けた穴から覗いた小さくても無限に広がる大きな世界・・・・ゆらゆらとした夕陽がわが家に落ちてきそうな帰り道。

なんかクリームシチューのCMのコピーみたくなってきた。
by w-scarecrow | 2012-11-10 09:41 | そのほか | Comments(4)
Commented by HAL at 2012-11-11 22:52 x
「週刊新潮は本日発売です」というCMが流れていましたね。懐かしいです。
あの頃の週刊誌は未だ品格があったかな。と、最近のハシシタ騒動に思う・・・なんて。

昔、Gデザインの仕事をしていて、イラストも書かなければならない時
六郎さんやいわさきちひろさんの色使いを盗んだものでした。
新潮の表紙の変遷を見ると最初の頃より随分変わっていますね。
削ぎ落とされて、少々洗練されて、昔より優しくなったような感じがします。

そのコピーはご自身が作られたものでしたか?
谷内六郎展のパンフに、どこぞのコピーライターが書いたものかと。(笑
クリームシチューのようにいい味でてます。
Commented by w- scarecrow at 2012-11-11 23:56 x
HALさん、こんばんは。
喘息持ちで小さいころから、千葉の療養所暮らしだった六郎の「雨戸の節穴から見た風景」という言葉が彼の書き留めた文書から出てきます。
海の景色、汽車の走る風景、子供たちの遊び、遠目で見ていたのか、自分も一緒に加わっていたのか・・・?
彼の文章は絵に添えたもの以外、目にしたことは殆どありません。
虫や汽車や自然の添え書きが目線が絵描きの眼差しで、ストレートな表現で愉しいです。
Commented by ヒサノ at 2012-11-17 23:40 x
かかしさん今晩は。
子供の頃父が買ってくる週刊新潮が楽しみでした。

横須賀美術館に六郎館があって今<谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 「谷内六郎と海」 >をやっています
良かったら行ってみてください
ロケーションも素晴らしいですよ

Commented by w- scarecrow at 2012-11-18 00:34 x
ヒサノさん、横浜Baystars ファンとすれば京急の2軍の本拠地に寄り、日が暮れるまでながめていたいんです。
六郎館も行ってみたいです。
宮沢賢治の世界、谷内六郎の世界に走る汽車の旅をしてみたいですね。