winter's scarecrow

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秋虫たちも、にぎやかに合唱をしはじめている。

夏の綿菓子みたいな白い雲がポカン、ポカンと浮かんでいる空が好きだ。


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夏の夕方、プープーと気の抜けた豆腐屋のラッパの音が聞こえてくる。
おじさんと毎回「今日の暑さは堪んなかっねえ」と天気の話をする。

私が幼かった時、町にはアサリ売り、金魚売、竿竹売り、おでん屋、焼き芋・・・
町中に物売りの声が響いていた。
グローブやバットを置いて駆け寄った。

かつて江戸の町には夏になると冷水(ひやみず)売りが、泉で汲んだ冷たい水の
入った桶を天秤棒で担ぎ売り歩いたらしい。 陽も高くなればぬるま湯になってしまう。
冷たい水に砂糖と白玉を入れ、砂糖の量で値段が決まったという。


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他にも、ところてん売り、蚊帳売り、よしず売り・・・電気のなかった時代の涼を
演出する庶民の知恵の数々。 

涼しげな江戸風鈴を見ると窓辺に吊るしておきたいと思うがマンションでは近所
迷惑になってしまう。

家で涼を味わうのは稲川淳二しかないのかな・・・。 

           
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by w-scarecrow | 2012-08-27 19:26 | そのほか | Comments(4)
Commented by hayatedani at 2012-08-27 22:59
scarecrowさん 同世代の思い出にしては物売りの種類が多いですね
我家の周りではアサリ売りや金魚売り、おでん屋はいなかったなぁ
やはり都会と田舎の違いでしょうか
我家の夏の涼は姫路の明珍火箸風鈴です
だいぶ使い込んで うっすら錆も出ていますが
まだまだ清らかな音色を奏でています
Commented by w- scarecrow at 2012-08-28 22:04 x
hayatedani さん、生まれ育った実家は伊達町(現・恵比寿3丁目)という100m先は港区白金、目黒区三田、品川区上大崎の国境が接するトライアングル地帯、高級住宅街の谷底近くで暮らしていたので昭和の下町風情たっぷりでした。
「玄米パンのホヤホヤ」だとか物売りの口上はずっと季節の折々残っています。
そう、明珍火鉢風鈴、江戸風鈴とは違った趣、そんな音色を聴いていたいですね。
映像より音の記憶って愛おしく感じ、ずっと残っていますよね。
Commented by ama7869 at 2012-08-29 16:50
ぷっ!稲川淳二!笑ってしまいました(>0<)
確かにそれしか無いかもしれない。先日ラジオで聞きましたが、色んな意味で涼しくなりました(^^;)
w- scarecrowさんの想い出は本当に粋で、映画の中みたいです。いいなー。

↓氷見うどん、喉越しのわりにパンチ効いてますよねー。私は大好きです!
が、先日久しぶりに稲庭うどんを食べたら、やっぱり美味しいなーと思いました(^^;)慣れかしら?
同じく富山の『大門素麺』っていうのもまた油を使わない手延べで美味しいですよ。お勧めです♪
Commented by w- scarecrow at 2012-08-30 11:21 x
ama さん、東京も暑いですが、金沢の気温が連日34,5度で猛暑ですね。
大丈夫ですか?
氷見うどん、初めて食べました。
細さは違いますが、食感は稲庭うどんと似ているように感じました。
餅が練りこんである麺ももっちり感があって美味しかったです。
以前のama さんのブログで気になっていた「大門素麺」、今度試してみますね。