winter's scarecrow

食べてくなんしょ

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懐かしい福島県の味。 美味しい食の記憶。
桜の葉を練り込んだ手延べめん 『桜めん』。 桜の香りをいつまでも愉しめる。
それと 『よもぎめん』。
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生れて初めて「お父さん!娘さんをください」と言ったのが福島県郡山にある彼女の実家。
お父さんは、財津一郎にうり二つの顔立ちの高校の校長先生。

「wくん、表でキャッチボールでもするか・・・!?」
娘しかいない父親はずっと息子とキャッチボールをする夢をもっているというが、ドラマみたいなシチュエーション。

「wくん、娘と一緒に暮らしても構わないが、娘はまだ世間知らずだ。籍を入れるのは何年かして二人が、ずっと一緒にやっていけると確信をもったときまで待ってくれないか・・・」

財津一郎はキャッチボールの終わった後、少し息を切らせながら言った。



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それから、郡山へ帰省したときは寒い正月でもキャッチボールをした。

彼女の姉は市民病院の看護師さんで、若い人たちを集めて避妊の知識を広めていた。

そんなお姉さんが市民病院のインターン生とできちゃった結婚をし、財津一郎の運転で一家で浜通りの浪江町の結婚式場まで行った。

その年から、インターン生と私と三人でのキャッチボール。

原発の町、新緑の浪江町の風景が今でもくっきりと残っている。

本当に魅力的だったお父さん、退職をして郡山で暮らし、今はきっと孫とキャッチボールをしていることと想う。

会津や喜多方のお酒を呑んで、フルーツ王国福島の果物を食べて、美味しい米や野菜を買って復興を応援したい!

食べてくなんしょ、福島の味。
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by w-scarecrow | 2011-05-18 19:44 | 食 + うつわ | Comments(6)
Commented by hayatedani at 2011-05-18 23:31
昨年の春は両親と三春の滝桜を見ていました
朝日に輝く滝桜と、その周辺に咲き誇る桜の古木
上野のお山の桜のように、観光のためではなくて
その土地の人達に古くから大事に育てられた
そんな歴史の重みと、深みのある美しさに感動したものです

福島をこんなにしたのは、ある意味東京に住む我々にも責任があるのでしょう
そして福島を復興させる責任も
Commented by yundes at 2011-05-19 02:33
こんな麺が福島にあったのですね!
つるつると食べたあとに桜やよもぎの香りが残っていそうな感じがします。
いつまでも春の香りと味が楽しめますね~^^

わたしは福島には行ったことがありませんが、埼玉に長期出張中に
福島出身の同僚がいました。
言葉のなまりがまだあって色白で可愛く粘り強い彼女を見て福島の人とはこんな人なのだと思った。
彼女の故郷が今、この状況にあってどれほど
哀しい思いをしてるのか…計り知れません。
きっと、その彼女もこの麺を食べていたのかなと思ったりしました。
Commented by kirara at 2011-05-19 21:28 x
見た瞬間 和菓子???と思いました。
よもぎめん 桜めん どちらもきれいですね。

浪江町在住の息子さんを持つ知人は 心労で
げっそりと痩せてしまわれました。
その方も 息子さんの結婚式の時 出席した親族みんなで
観光した福島の美しい風景がいまも忘れられない・・・とおっしゃっていました。
時間が戻せれば・・・と おもいますね・・・。
Commented by w- scarecrow at 2011-05-19 21:28 x
haatedaniさん、財津一郎に似たお父さんがよく言ってたのですが、
「都会の人が素朴な田舎の十割の蕎麦をわざわざ食べに来てくれるのは喜ばしんだけど、私らは東京の更科の真っ白な蕎麦を一度食ってみたかったけどな・・」
三春は桜の頃ではなく真夏に行きました。
何百年、それ以上かもしれませんが、あの滝桜の下で春を迎えた人々の歓声が聞こえたのでしょうね。
これからもずっと聞きたいですね。
Commented by w- scarecrow at 2011-05-19 21:40 x
yundesさん、この「やない製麺」の桜めん、ほんわりとした桜の葉の香りが堪りません。
夏場の食欲のない時に、白い素麺だけだと飽きてきてしまうので、ご両親にいいかもしれません。
同居していた彼女は東京弁の「桃」と「腿」のアクセントの違いにずっと悩んでいました。
yundesさん、お父さんに会津の酒も是非。
Commented by w- scarecrow at 2011-05-19 21:55 x
kiraraさん、海の幸、大地の幸の豊かな浜通りの町々、ほんとゆったりとした時間が流れていました。
福島県はやたらと広く、会津、中通り、太平洋側の浜通り地方とまた違った景色や文化があって愉しいんです。
また、おらが町おらが村の特産品を届けてほしいですね。
福島の酒を是非と思うのですが、kirara家の愛知の銘酒「空」も一度呑んでみたいです。