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winter's scarecrow

町の自転車屋さん

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今週に入って2度目のパンク。
月曜の夜は酔っ払い運転で、横にコケて大きくスライド。 打撲箇所、擦り傷多々。 タイヤもパンクしていた。
2度目は今日の午後、♪ 六本木心中 ♪を歌いながら渋谷の街を颯爽と走っていたら、スゥーと後輪が縮みパタパタになってしまった。

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アン・ルイスがまずかったのかも。 自転車を押して20分、おじさんの自転車屋へ。
ここの自転車屋さんとは20数年の付き合い、おじさんの野球チームとも試合をしていた。

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普通パンクを修理するには長くても15分で済むが、おじさんとこへくるときは40~50分の修理の時間を要す。
今の若者たちみたく『・・しながら』の『ながら族』ではない。
喋りながら修理ができないタイプのおじさん、ちゃんと手をとめて話す。

もう80歳を越えているが、記憶は鮮明。 戦中は芝浦高専で野球をやっていた。
フォークボールの神様、杉下茂や関根潤三の話から始まり、戦中、戦後のアマチュア野球の歴史を熱く語ってくれる。

だいたい長嶋茂雄が巨人に入団するころには40分が経過している。
中学時代の日本史の授業と同じで高度成長期の始まりあたりで終わり、春休みに入る。

私も野球の話をしているときが一番幸せな時間。つっけんどんな東京弁で喋れるのが嬉しい。 
「また、話においで」と帰り際に言う。
おじさん、まだまだ頑張って! 
次は長嶋入団以降の話をしようね。 毎回、前編で終わってしまうから、今度は巻き戻さないで再生ボタンを押しましょうね。
by w-scarecrow | 2011-02-24 19:11 | そのほか