winter's scarecrow

私的世界映画史

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年が明けて2日目、ゆったりと以前に録画した映画を観ていました。

今まで観た外国映画でどの映画が響いたのだろう、感動したんだろうと考えながら整理してみました。

かなり偏屈な見方をするので、リストアップした作品を見て??と思われるかもしれません。
カメラや照明、アングル、音と音の構成、美術、演技のコントラスト・・・等々、ストーリー性にはあまり捉われず観てきました。

私が動かされた監督、感銘を受けた作品をアトランダムに並べてみました。
アメリカの名匠と言われる監督の殆どが第二次世界大戦中にヨーロッパから逃れてきた人々や、ハリウッドに請われて来た監督が多いので少なくなってしまいました。

★はベテラン(故人も)   ☆は私的名匠と分けてみました。

EUROPE                                            

★ クシシュトフ・キェシロフスキ(Poland)  「デカローグ」 「トリコロール 三部作」 「ふたりのベロニカ」
★ ヴィクトル・エリセ(Spain)   「エル・スール」
★ ヴィム・ベンダースGermany)  「さすらい」 「アメリカの友人」 「パリ、テキサス」
★ テオ・アンゲロプロス(Greece)   「旅芸人の記録」 「シテール島への船出」
★ パトリス・ルコント(France)   「橋の上の娘」
★ ケネス・ローチ(U.K.)    「マイ・ネーム・イズ・ジョー」 「ケス」
★ アキ・カウリスマキ(Finland) 「浮雲」  「マッチ工場の少女」
★ ニール・ジョーダン(Irland) 「モナリザ」 「スターダスト」
★ アラン・タネール(Switzland) 「白い町で」

                 ☆ ミケランジェロ・アントニオーニ(Italy) 「さすらい」 「夜」 「太陽はひとりぼっち」
                 ☆ アンジェイ・ワイダ(Poland) 「灰とダイヤモンド」
                 ☆ イェジイ・カヴァレロヴィチ(Poland)  「夜行列車」
                 ☆ キャロル・リード(U.K.) 「フォロー・ミー」
                 ☆ ルイ・マル(France) 「鬼火」 「ルシアンの青春」
                 ☆ サボー・イシュトバーン(Hungary) 「メフィスト」
                 ☆ ルキノ・ヴィスコンティ(Italy)   「若者のすべて」

U.S.A

 テレンス・マリック   「天国の日々」
★ フィリップ・カウフマン  「ミネソタ大強盗団」 「ライト・スタッフ」
★ テリー・ギリアム(U.K.)   「フィッシャー・キング」
★ リンゼイ・アンダースン(U.K.)  「八月の鯨」

                 ☆ ビリー・ワイルダー          「サンセット大通り」 「深夜の告白」
                 ☆ ロバート・ロッセン           「ハスラー」 「ボディー&ソウル」 「オール・ザ・キングスメン」
                 ☆ ニコラス・レイ             「夜の人々」
                 ☆ スタンリー・キュブリック(U.K.)   「ロリータ」
                 ☆ シドニー・ルメット           「質屋」 「旅立ちの時」




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戀戀風塵

侯考賢監督作品






ASIA

★ 侯考賢(台湾)  「戀戀風塵」 「非情城市」
★ 楊徳昌(エドワート・ヤン 台湾)  「牯嶺街殺人事件」
★ 許鞍華(香港)  「望郷・ボートピープル」
★ 王家衛(香港)  「欲望の翼」
★ トラン・アン・ユン(ベトナム)  「青いパパイヤの香り」

中国にも陳凱歌、田壮壮など素晴らしい監督が多いのですが、割愛しました。北京五輪開会式の張芸諜の演出を観て失望してしまった。
かつて呉天明のもと西安映画製作所で政府の厳しい検閲の中でも、自由な表現方法で映画製作をしてきた多くの若手監督の作品を観てきた人々も同じ思いを抱いているかもしれません。

自分の中で強く刺激を受けた監督たちの作品群、長々とupしてしまいました。
字を見ているだけで疲れたことと想います。 また懲りずに日本映画版をいつかupするつもりです。
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by w-scarecrow | 2011-01-02 22:34 | 映画 | Comments(8)
Commented by 花子 at 2011-01-03 22:31 x
サンッセット大通りは悲しいけれど好きです。ビデオなのでそろそろDVDに変換しなくちゃいけませんね。
フォローミーはDVD化されるそうです。私みたいな人が多かったのでしょうか。
古い作品にとってDVD化って大きな壁ですよね。
Commented by w- scarecrow at 2011-01-03 23:07 x
花子さん、「サンセット大通り」は「アパートの鍵貸します」「お熱いのがお好き」のコメディーの名匠ビリー・ワイルダー作品です。
しがない脚本家の顛末、ヒッチコックとはまるで違うタッチ。
「ローマの休日」のウィリアム・ワイラーと同じくナチスの迫害から逃れてきたユダヤ系の監督たち。
B.ワイルダーの社会派ものはすごく魅せられます。
「フォロー・ミー」ずっと心に輝いている小作品ですよね。
是非、DVDに焼き直してみてください。
Commented by nob at 2011-01-04 09:34 x
あ、嬉しい~
やっぱり「フォロー・ミー」が入ってますね!
私もDVDを買ってから、既に3回も観ちゃいました。
ビデオにもHDにも録ってあるというのに(笑)
それにしても、私の知っている映画の少ない事・・・
観た記憶があるのは「太陽はひとりぼっち」「ハスラー」くらいかも。
いかに自分の好みがミーハーなのかがよくわかりました(汗)
私も近々やってみます。
多分、マカロニウエスタンあたりも入ってくると思われ(笑)
邦画編も楽しみにしてます!
Commented by tougei-mutsuki at 2011-01-04 12:45
わーすごい全然見た事ない映画ばかりですー!
強いて言えば見たのは「マッチ工場の少女」と「青いパパイヤの香り」と「トリコロール」くらいです・・・

↑コメントを拝見すると「フォローミー」よさそうですね☆
ゆっくり映画みたいものです。
お正月は夫が買ったアップルTVで「トイ・ストーリー3」を見ましたが・・・(笑)
Commented by w- scarecrow at 2011-01-04 18:41 x
nobさん、もちろん「フォロー・ミー」は卒業製作のときに参考にした映画です。
'70年代のロンドンの街並みを観て憧れました。
ルノ・ベルレーの「個人教授」のパリの街も。
「ハスラー」の1stバージョンいい映画ですよね。
アントニオーニもフェリーニの「甘い生活」もあの退廃的なムードは20代の時はダメでしたけど、今はしっくりときます。
日本版をupした時は日本映画の全盛時を支えたお父さんにも見てもらってくださいね。
Commented by w- scarecrow at 2011-01-04 18:56 x
mutsukiさん、こんばんわ。
息子くんもまだ小さいからmutsukiさんの好きな映画は観れないですよね。
キェシロフスキ監督の晩年(44歳で死去)の作品はトリコロールを含めて何度観ても、見事さに唸ってしまいます。
「マッチ工場・・」も寒々とした情景の中の人間関係の羅列を淡々と描いていて、底知れぬ淋しさ、悲しさが充満している映画でした。
「青いパパイヤ」は本当に安らぎを与えてくれる映画。去年製作した「ノルウェイの森」は「青いパパイヤ」のエッセンスは残っているんですかね。
「フォロー・ミー」も是非。
Commented by gori_rin at 2011-01-10 00:38
こんばんわ。
娯楽映画派なので、芸術映画にはうといのですが、 観た作品がいくつか。
あるいみ思い出深いのは「旅芸人の記録」でしょうか。友人に連れられて、銀座のシャンテシネ?で観ました。混んでいて、前から2列目!!あの長さをあの映画館の2列目ではきつかった。
今はよき思い出となりましたが・・・(笑)

「青の愛」のジュリエット・ビノッシュの髪型に憧れたんだなぁ。
Commented by w- scarecrow at 2011-01-10 08:55 x
gori_rinさん、「旅芸人の記録」は長かったでしょ。
ギリシャの歴史が少しでも頭に入っていればもっと深く感じられたと後悔しました。
でも、それまでに観たことのない表現方法だったので感動しました。
2列目は首が元に戻らなくなってしまいますね。
ビノッシュ良かったですね。フランスの田園地帯の風景が強く残っています。