winter's scarecrow

聴こえてくるもの

                  わたしには 風が要る
                  枝葉をゆらす 風が要る
                  枯れた葉を からまった枝を落とす 風が要る
                  しなやかにゆれる 枝が要る

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                  「もう還ることなんてない、あとは土に還るだけ・・」
                  新聞の読者コラムに載っていた一行の囁き

                  大樹の下で 老人に聴こえてくるもの
                  ゆれる枝の音?
                  遠い日の足早に歩いてきた 靴音?
                  踏ん張ってきた脚は少しはガタがきてる
                  関節もいうことがきかないかもしれない                           
              
                  少しばかりの潤滑油を注いで 澄んだ音色だけに耳を傾け
                  しなやかにそよいでいきましょ
                  うしろを歩く者たちの風道をこれからも作っていってください

公園で空を眺めているお年寄りを見かけると、いつものことのように亡父に語りかけるように、心のなかで話しかけてしまします。
困った癖だ。              
by w-scarecrow | 2010-10-04 08:59 | 散歩 | Comments(8)
Commented by oko1225 at 2010-10-04 18:32
wさんって親思いなんですね...
私はいつまでたっても親離れしません(汗)
義父の死で老いることを真剣に考えたこの夏。
後ろに続く若者の足元を照らす様に
我の後ろ手に提灯を持ちたいと想うこのごろ~
秋ですね....
Commented by w-scarecrow at 2010-10-05 09:43 x
okoさんも早くお父さんを亡くされて、同じ想いがあるかもしれません。
4男には逝くのが早過ぎて・・。
息子に伝えたかったことは山ほどあったと想います。
今頃になってそれを探っているのかもしれません。
Commented by nob at 2010-10-05 12:17 x
我が家は母の方が先に亡くなったんです。
もう10年近くになるかな。
普通、妻が亡くなると夫は弱るらしいですが、うちは至って元気。
仕事を持っていたのが良かったのかもしれないですね。
ということで、昨年仕事を半引退したら、やはり見事に足腰が弱ってきました。
特に上原の坂はキツいらしい(笑)
とはいえ、明後日からは伊賀へ行くみたいですよ。まだまだ元気でいてくれそう。  
Commented at 2010-10-05 18:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by w-scarecrow at 2010-10-05 22:27 x
nobさん、お母さんが亡くなられてからはnobさんが家事をまかされているんですね。
年配になるといつ転んで足腰を痛めるのではないかと、それだけが心配です。
でもお父さんの祖先は忍者だったと想うので、大丈夫ですよ。
伊賀、唐津は行ってみたいところです。焼物ですが。
お父さん、お土産にきのこをいっぱい買ってきてくれるといいですね。
鍋でもソテーでも、きのこご飯でも。
Commented by w-scarecrow at 2010-10-05 22:30 x
鍵コメさん、連絡ありがとうございました。
また記事をいっぱいupしてくださいね。
愉しみにしていますからね!
Commented by 花子 at 2010-10-06 05:46 x
働きづめだった父は最後は車椅子、耳も遠く、入れ歯では好きなものも食べられず、
でも土に還った今は自分の足で歩いて、補聴器なしで好きなものを食べて、
そんな暮らしをしていると思います。
言葉は少なかったけれど、その存在はだんだん大きくなりますね。
Commented by w-scarecrow at 2010-10-06 20:51 x
花子さん、目をつぶると晩年の父親の姿ではなく、10代の頃の僕の目に映っいてたオヤジの姿が浮かびます。
花子さんがBlogで一度載せていた、車椅子で佇むお父さんの引き画、娘と父の繋がりっていいなって思いました。
天国でお父さんは久しぶりにヤンチャしているかもしれませんね。