顔はこころの遊園地
♪春がきた 春がきた どこにきた♪ うちの近辺にも春がやってきました。
午前中の強風も午後にはおさまり、花曇りの空の下、ソメイヨシノが「そろそろ、行こかっ」の号令がかかったかのように一斉に花を咲かせていました。
常滑の山田想さんの朱泥急須と湯呑。
朱泥の朱色が好きではなかったが、常山窯の朱色はやや紅みを帯びていて、なんともいえない現代的な風合いを持っている。
山田想さんの祖父は人間国宝の三代山田常山、父は四代常山(山田絵夢)。1979年生まれの若い作家である。
つるつるとした朱泥の土感ではなく、ザラザラとした感触。 鉄分の多い常滑の土がお茶のタンニンと触れることで苦みがとれ、アクや不要な物を吸着して、より角がとれてまろやかな味わいにしてくれる。
【井山三希子(東京)黒角皿】
鶴屋吉信の春爛漫な彩りの和菓子をいただく。 あと1ヵ月もすれば新茶の収穫時、今年はどこの産地の新茶を買ってこよう・・。
【サブロウ(富山)ガラス角皿】
この2週間、カメラを修理に出していたせいもあり、知らない街へ行く楽しみを奪われていた。
今日やっと修理から戻り、「やった!桜に間にあった」と久しぶりのウキウキ気分です。
関西の地で私のBlogをいつも読んでくださる82歳のおばあさんから、桜の便りが届きました。
脚が少し不自由なためひとりで外へでることができないみたいなのですが、便りのなかに春めいた、心和らいだ心情が感じられ、幸福感が伝わってきました。
そんな素敵なおばあさんに是非見てもらいたく、桜の花をいっぱい撮ってくるつもりです。
便りのなかに「顔は心の遊園地」という言葉に感動したと書かれてありました。
「顔は心の遊園地」鏡に映る自分の顔を見ながら、溜息をついている。 子供たちの歓喜の声が聞こえる顔にならなきゃ。
by w-scarecrow
| 2010-04-02 19:17
| うつわ