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winter's scarecrow

♪ いつでも夢を ♪

アニメのキャラクターみたいな醤油さし、醤油が出てくるまで普通のものよりコンマ何秒か遅い。
その遅さを愉しんでいる。
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昔の自転車の油さしのようでもあり、太鼓腹のお相撲さんのルックスに似ていて想わず微笑んでしまう。
京都で作陶されている櫻井靖泰さんの作品。

初めての土地を訪ねたとき、その土地の風土、食文化を知るには味噌と醤油を食すのが一番。
老舗の味噌屋を探す。

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やきものに興味を持ったのは常滑の急須を買ってから、なんでこんなに緻密で味があって、しかも軽い。
亡くなった伊丹十三さんが自分のメガネに叶う急須を求めて旅に出る気持ちがなんとなく解った。
備前で正宗悟氏に師事し、長野県須坂市で穴窯を築窯された境道一さんの還元焼成で焼出された急須。
深い土味のする大地を感じる急須。

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信楽の名匠、澤清嗣氏の小さめの湯呑。 一番好きな湯呑である。

昨夜は帰りの電車がスタイリストさんと一緒だったため下北沢で軽く一杯。
「Wさん、今度生まれ変われるとしたら、また男がいいですか?」
女子高校生のような質問がきた。
「う~ん、男がいいというより女は無理だと想う・・女子高や女子大の女の園へも行きたくないし、出産なんて神の領域のことは無理だし、横で旦那がビデオカメラなんて回してたらショックで一生立ち直れないし、公園デビューでママさん仲間に入れてもらえるように努力するのもヤダし、化粧もしなければいけないし、姑との長い闘争が待ってる・・・絶対、無理」
「でも、どうして男の人ってウソを平気でつくんでしょうか?! 」
来た! そこから2時間は彼氏の話、だいたい想像がつく話がつづきました。

「もう、男なんて・・信じられない!わたしは独りで・・男は皆、キライ!」
下北沢の夜更け、そんな叫び声が響いた夜だった。
by w-scarecrow | 2010-01-28 21:00 | うつわ