winter's scarecrow

阿波たらいうどん

最近は東京でも稲庭、水沢、讃岐、博多、関西地方のうどんを食べさせてくれるお店が増えてきたが、以前は蕎麦屋で出す、濃い醤油色した汁にふやけたうどんが顔を覗かしているものしか食べられなかった。
私は蕎麦屋でうどんを食べるときはカレーうどんか鍋焼うどんしか注文をしなかった。



井の頭線の東松原駅近くにある徳島のうどんを食べさせてくれる” 四國路 ” 。 ここのたらいうどんを真似てうちで作ってみた。
手打ちのうどんにはかなわなかったが、気分だけはお店で食べているようで満足した。




張りがある麺、讃岐よりは弾力はないが、口当たりが軽く、つるりとした滑らかさで旨い!!

作家・池波正太郎は鍋類だけは家族ではなく自分で調理をしたらしい、その中でも子母澤寛の家でご馳走になった“ 豚肉のうどんすき " が忘れられず繰り返し食卓に上がったという。
薄くスライスした豚肉とうどんを鍋に入れ、温かなつけ汁で食すという簡単な料理。


私も把握していないのが関東と関西の " たぬき " と " きつね " の違い。
関西では油揚げをのせた蕎麦が " たぬき " 。
関東ではうどん、蕎麦を問わず揚げ玉(天かす)をのせたものが " たぬき "
油揚げをのせたものが " きつね "。
天かす入りうどんは関西では " ハイカラ " 。
中島らもが東京のうどん屋で「ハイカラをください」と注文したら灰皿が出てきたらしい。

北日本、日本海沿岸の大雪の様子が TV で流れている。 高齢者が深く積った雪を何度となくスコップで除雪している姿を見るのは忍びない。

これから買ってきた豚肉のスライスでうどんすきを作って夕飯にします。
# by w-scarecrow | 2012-01-30 21:15 | | Trackback | Comments(0)

マトリョーシカ

京洋菓司 " ジュヴァンセル " のレアーチーズケーキ 『 さがの路 』。
伊勢丹で催されていた京都の物産展で人混みの中、押されぶつかられ割り込みをされ、何を買うか思考能力が減退し、美味しそうな笹に包まれたケーキの前で脚が停まった。



よもぎ餅で包まれたレアーチーズケーキ、抹茶風味の餅のアクセントがキュンとくる。
笹の葉の風味を感じながら煎茶で一個を平らげ、「もう一個は明日」と呟いたが、酔った勢いで夜中にもう一個も食べてしまった。


今日は近くの医院で胃潰瘍の薬をもらいに行く日。 いつも混んでいるがインフルエンザが流行っているせいか、いつも以上の人が待合室にいた。

いつもなら看護師や薬剤師のお姉さんを眺めながら、happy end の Love story を想い描き時間を潰しているのだが、今日は2~3歳の男の子を抱いた若いお母さんが隣りの席に座った。

お母さんは火照った顔で子供に幾度となく話しかけていた。 「夜のご飯は何を食べたい?」 「ジャンパー、少しちっちゃいね、今度、新しいの買いに行こうね」

枯れ声の若いお母さんは子供がぐずらないように絶えず声をかけている。
男の子はお母さんの辛そうな様子を察してか、膝の上に乗っかり小さな声で答えている。
『 僕はひとりでちゃんと遊んでいるから大丈夫だよ 』とでも言うように、手にしたマトリョーシカの人形を開けては取り出し、手から溢れてコロロンと床に落とし、また仕舞っていた。

「Kちゃん、お水飲む?」 「飲む。僕取ってくる」
待合室にあるウォーターサーバーから紙コップに入った水をゆっくりとゆっくりとお母さんのところまで届けていた。
# by w-scarecrow | 2012-01-27 21:55 | | Trackback | Comments(2)

夕日



年が明け、街を俯きかげんに歩く受験生風の生徒を見ると、(私は真剣に受験勉強をしなかったので)懐かしさは憶えないが、羨ましさを感じる。
食事と風呂の時間以外は殆どの時間を机の前で過ごす、たまにゲームでひと休み。

もし、あの頃に戻れたとしてもそんな修行僧みたいことはできないと確信する。

真剣に今やるべきことに打ちこめる、そんな人々への羨望。 「もう少しで桜色した春がくるぜ!」俯き歩く受験生に声をかける資格もない私。

目黒区駒場の木々に覆われた一等地に独立行政法人・大学入試センターの立派な建物が建っている。
前を通るたびに「職員たちは入試のシーズン以外は毎日、何の仕事をしているんだろう」と不思議な思いで通りすぎる。

先日のセンター試験で”地理・歴史”、”公民”の問題配布でミスが相次ぎ過去最大の4500人の受験生に影響が出たらしい。
そして再試験。
17,8歳の彼らはどんなモチベーションでいたんだろう? この日に標準を合わせ体調管理をし、緊張の中で迎えた本試験。

北海道大学の試験場ではセンター試験の事前説明会の対象となる(監督官の)教職員649人のうち、171人がこの説明会を欠席していたらしい。
言葉が出ない。
センター試験を管理、統括する独立行政法人のリスクヘッジへの意識がいつも問われているのに毎年の繰り返しの失態、全く責任の所在のないバラ色の職場。


「映画やドラマに名子役を立て、涙を誘うストーリーはもう止めてくれ!」と散々、眉間にシワを寄せ怒っていたのに、昨夜は
" ALWAYS 続・三丁目の夕日 " にチャンネルを合わせてしまい、涙、涙、涙で呑んでいた芋焼酎のお湯割りが少し塩辛い味になってしまった。 これでDVDで観た以来、2度目の涙だ。

ただ視聴率欲しさに、売れっ子の子役たちをバラエティー番組に出して、薄っぺらなお笑いタレントの突っ込みの的にするのは
本当にTV局の資質を疑ってしまう。 自分たちで自局の番組を作れなくなった民放の終焉。
# by w-scarecrow | 2012-01-21 15:05 | そのほか | Trackback | Comments(12)

紫やまいも



ポリフェノールたっぷりの宮古島産の紫やまいも。
かなりの粘り気、以前紹介した丹波篠山の”山の芋”にも負けない粘り。



小さい頃、7人家族の日曜の朝はとろろか納豆が大きな鉢にどっさりと入っていた。
刻み海苔の部分は兄たちがすくってしまうので、母はまだ刻んでいない海苔を末っ子の私に手渡した。
「背が大きくなりたかったら、いっぱい食べなさい」

中学入学時より中3まで26cm背が伸びたが、途中から煙草を吸い始めたので高校時代は僅か2cmだけの伸び。煙草なんて吸わなきゃよかった。



























紫やまいもを千切りにしてみたが、どう見てもベーコンにしか見えない。

綺麗な紫のとろろを白いご飯の上にのせたら鮮やかで食が進む進む。
海苔もたっぷりとのせた。
なにか殺風景な食卓に常夏の島の風が吹いたようで、気分も晴れやか。
# by w-scarecrow | 2012-01-18 20:31 | 食 + うつわ | Trackback | Comments(10)

私的日本映画史


昨年の1月に "私的世界映画史” という今まで影響を受けた世界の映画作品をラインナップさせてもらいました。

一年後、今度は日本映画を年代順にラインナップいたします。

昭和の薫りがプンプンする名画座でむさぼるように観た古き映画作品。

洋画からは夢をもらい、邦画からは辿ってきた道や現実を目にし、学校の授業の何十倍もの詰まったテキストを開いたような日々。

戦前から昭和までの好きな日本映画の数々、ここには書ききれない名作、いぶし銀のような小作品もありますがまたいつの日か取り上げさせてもらいます。


★ 祇園姉妹    1936年 溝口健二監督作品 出演:山田五十鈴

★ 人情紙風船   1937年 山中貞雄監督作品 出演:河原崎長十郎

山田五十鈴の艶やかで小粋な演技の ”祇園姉妹”、山中貞雄監督の斬新な表現力、日中戦争当時に作られたとは思えぬ完成された作品。



 酔いどれ天使  1948年 黒澤明監督作品 出演:三船敏郎、志村喬
★ 野良犬       1949年 黒澤明監督作品 出演:三船敏郎、木村功

終戦から "酔いどれ天使” までの3作品は穏やかな市民像を描いた松竹映画のような作品、これ以後黒澤さんのコアな部分がくっきりと見えてくる。

★ 麦秋        1951年 小津安二郎監督作品 出演:原節子、佐野周二






★ めし         1951年 成瀬巳喜男監督作品 主演:原節子、上原謙
★ 山の音       1954年 成瀬巳喜男監督作品 出演:原節子、山村聡
★ 浮雲         1955年 成瀬巳喜男監督作品 出演:高峰秀子、森雅之




今村昌平監督が松竹の助監督時代、あんな凡長な家族劇ばかりを作っている小津さんの下にだけは付きたくなかったと語っていた。
木下(恵介)組は美男子の優男以外は無理だったとも。
その後、松竹の有能な助監督は活気づく日活映画へ移籍し、監督となって名作の数々を作ってゆきます。

”麦秋” の麦畑が風にたなびくラストシーン、白黒の画がまるで色の付いた画像に見えてくるようで心に残っています。

「やるせなきお」と呼ばれていた成瀬巳喜男監督。 小津さんとは似ていて非なる作品群、しっとりとした情緒感や人々の機微の描き方がやみつきになります。
”浮雲” の森雅之の淡々とした語り口、高峰秀子の強さと引き替えの脆さ、沁みいってきます。



★ 洲崎パラダイス 赤信号  1956年 川島雄三監督作品 出演:新珠三千代、三橋達也、芦川いづみ
★ 幕末太陽伝     1957年 川島雄三監督作品 出演:フランキー堺

私の中で最も好きな監督の小作品、川島雄三監督自身も思い入れの強かった ”洲崎パラダイス”、 売春防止法施行直後の東京、勝どき橋の上で「これから何処へ行こうか」と思案している二人、やってきたバスに乗り、洲崎パラダイス入口で下車する二人、儚く切ない底を見てきた男と女の物語。そば屋の店員役の芦川いづみが美しかった!






★ 炎上          1958年 市川崑監督作品 出演:市川雷蔵

★ 太陽の墓場      1960年 大島渚監督作品 出演:津川雅彦

★ 武士道残酷物語   1963年 今井正監督作品 出演:中村錦之介

★ にっぽん昆虫記   1963年 今村昌平監督作品 出演:左幸子
★ 赤い殺意        1964年 今村昌平監督作品 出演:春川ますみ

★ 月曜日のユカ     1964年 中平康監督作品 出演:加賀まりこ

★ 侍            1965年 岡本喜八監督作品 出演:三船敏郎


市川雷蔵の瑞々しさ、市川監督作品の宮川一夫カメラマン、大映技術スタッフの素晴らしさに溜息が出ます。国宝の金閣寺ではなく当時の大映京都の活動屋に無形文化財の称号を与えたい程の芸術の結晶です。

そして今村作品を初めて観たときの驚き、”月曜日のユカ”の加賀まりこの可憐さ、共演の中尾彬の芝居の下手さが愉しいです。
独立プロ製作の今井正監督作品の中村錦之介の迫力に圧倒されます。すごい!



★ 日本列島        1965年 熊井啓監督作品 出演:宇野重吉、二谷英明

★ 飢餓海峡        1965年 内田吐夢監督作品 出演:三国連太郎、伴淳三郎、高倉健




★ 私が棄てた女      1969年 浦山桐郎監督作品 出演:浅丘ルリ子、河原崎長一郎 

★ 沖縄            1970年 武田敦監督作品 出演:地井武男、佐々木愛

水上勉原作の 〝飢餓海峡” を16mm フィルムで映画化した名作、何故名匠内田吐夢監督に35mmで撮らせてあげられなかったのだろうと痛感します。
伴淳三郎の名演に打たれた作品、黒澤監督の ”どですかでん”でもピカピカに輝いていました。

1960年代まででこれだけの行数になってしまいました。 1970年代、日本映画の衰退期、そんのなかでも光る作品がいくつもありました。

"寅さん”48作品も毎年、新年の愉しみで観てきました。 眠くなった(下條さん)おいちゃんが「おい!マクラ、悪いけどサクラ取ってくれ!」名台詞、今でも想い出しフッと笑ってしまいます。

また次の機会に’70年代以降の映画をupしたいと思います。
全く偏った私的日本映画史、最後まで目を通していただきありがとうございました。
# by w-scarecrow | 2012-01-15 00:40 | 映画 | Trackback | Comments(4)

桜色、実り



東京はこの何日か春を想わせる暖かな日がつづいている。

ベランダ近くの陽溜まりで煎茶を飲みながら、和三盆を口に入れる。

桜色をした芽吹いた蕾のような和三盆、きめ細かな優しい甘さが口のなかで広がってゆく。


澤穂希、”穂希(ほまれ)” なんて綺麗な名前なんだろう・・・。 澤さんが生れた年は米の不作の年だったらしい。

「お米がたくさん穫れますように。豊かな稲穂が実りますように」との願いをもって付けた名前らしい。

そんな彼女は女子サッカーの世界年間最優秀選手に選ばれた。 豊かな黄金色の実りをつけた。


両親がこう育っていってほしいと望みを託して付けた名前。

学生時代の親友が25歳で子供を授かった。 どんな名前にしたらいいんだろう?との問い。
稼業が電気屋なので ”でんち” ”こどう(コード)” などなどを幾つか上げ、最後に絶対に付けないと想うけど、これからは外国へ行っても通用する名前、女の子だったら ”ルイース” 男の子だったら ”トム” あたりがいいんじゃないと提案。

彼の長女の名前は ”瑠衣”、長男は ”登夢” となった。

ちなみに私の名前は両親が希望を託した名前ではなく、ご近所の仕立屋のいかりや長介みたいなオジちゃんが付けてくれた名前です。 
# by w-scarecrow | 2012-01-11 20:03 | | Trackback | Comments(2)

ご当地インスタント・ラーメン


12月の誕生日にいただいた日本各地のご当地インスタント・ラーメンの数々を1ヶ月をかけて食した。

熱烈なラーメン好きでもなく1,2ヶ月に1度、馴染みの店で昔ながらの醤油ラーメーンを食べる程度。

祖母の代から白金6丁目にあった『中華楼』という小さな店で食べるのが常だったが、ある日突然と戦前からづづくの暖簾を下ろしてしまった。

さっぱりとした鶏ダシのスープに支那竹、ほうれん草、なると、煮豚ではなく叉焼がのっているだけの支那そばが美味しかった。

札幌、函館の塩ラーメン、喜多方、白河、佐野、小倉、長浜、どのタイプのラーメンも好きだが、とんこつダシにこれでもかと和風ダシをミックスしたラーメンは以ての外、”ラーメン道”みたいな根性の入ったラーメン屋は最も苦手だ。

左の写真、『大阪名物 くいだおれ らー麺』がなかなか美味しかった。醤油味で麺もスープもいい具合だった。

以前、『好きやねん』を何人かの女の子にプレゼントをしたが、「私も♥」という返事はもらえなかった。
また試してみようっと。




お屠蘇気分に浸っていた一週間、時はさっさと進んでいく。 頭の中では世界各地のご当地チョコレートがバレンタインデーにクロネコさんから届く画が浮かんでいる。
# by w-scarecrow | 2012-01-08 15:49 | | Trackback | Comments(6)

福かかし



2012の初夢は朝、電話のベルが鳴り、枕元で受話器を取ったときに一瞬にして消えてしまった。
薄っらと憶えているのは箱根湯本の干物屋さんで試食をして、アジの干物を買っているシーンしか想い浮かばない。
榮倉奈々が出演することを念じて床についたが、空振りに終わってしまった。 でもほのぼのとした初夢でよかった。



1/3、表参道は溢れんばかりの人、人。 交番横に”吹け!吹け!福嵐”と書かれた大きな絵馬に代わる代わる女の子たちが写メを撮っていた。
待ち受け用の写真にするのかもしれない。 
”福嵐”のまん前で係員に注意をされながら写メを撮っているおばちゃんもいた。 今まで待ち受けにしていた韓流スターの画はどうするんだろう?



「わーっ大吉だ!!ねぇ、大吉の上ってあるの?」 「超大吉・・・」
東郷神社でほんわかカップルが大吉のクジを結んでいた。 暖かな冬の陽射しの中、心和む正月の光景。

その横で一人で参拝に来た、私と同年代の男性が凶であろう?クジを結んでいた。 その姿を見ていたら、

悲しみに出会うたび あの人を思い出す こんな時そばにいて 肩を抱いてほしいと・・ 中村雅俊『ふれあい』の悲し~い歌詞が浮かんできてしまった。
「いい一年にしようぜ!  いい夢みような!あばよっ」と心の中で小旗を振り、エールを送った。



陽が落ち始めてきた。 明治神宮の入り口ではまだ人の波が交差していた。

過ぎた一年は振り返っても仕方がない、だだ根拠のない安全神話への自然からのしっぺ返しは過酷すぎた。

昨年までは知らずと安産、子宝に功徳がある神社に掌を合わせていたが、今年の初詣は勝負事の神様である東郷神社で『勝守』と書かれたお守りを求め手にした。

煩悩を払拭する108の鐘の音を ” ゆく年くる年 ” で聴きながら考えた、昨年までの渡辺謙みたいな?!キャラは捨て、今年は高田純次のように生きようと心に決めた 
WILLCOM のハナシコム枕、au でも出してくれないかな~。 ハナシ(au )アウ枕。
# by w-scarecrow | 2012-01-04 08:21 | 散歩 | Trackback | Comments(6)

2012 謹賀新年



2011年が明けました。
明けましておめでとうという言葉が言い出せなくて・・・・。

2012という数字がずっと心に残るような一年でありたいと思います。
いっぱい comment をありがとうございました。

comment を頂いて、その日の夜に返信を書いたときは殆ど次の日の朝に書き直しています。
酔っ払いの戯言になってしまい、ご迷惑をかけています。

本年もよろしくお願いいたします。



大好きなお雑煮、三が日の間食べても飽きません。
鶏の手羽先を弱火でじっくりと出汁をとりました。 初夢は誰が出てくるんだろ?
# by w-scarecrow | 2012-01-01 01:34 | そのほか | Trackback | Comments(18)

横浜中華街 肉まん

この季節になると無性に食べたくなる肉まん。 関西のように豚まんと呼んだ方が響きが美味しそうだ。
以前、紹介した北京飯店の”五目肉まん(天津包)”を買いに年に3、4回横浜中華街に足を運ぶ。
この一年、中華街で買ってきた肉まんを紹介します。


 華正樓 ”肉まん”

北京料理・華正樓の肉まんがベストという人が多い、人気のある肉まん。
長ねぎ、タケノコのシャキッとした食感、具材がいっぱい詰まった濃い目の味。

高島屋でも購入できます。

シュウマイも肉まんと同じく濃い目の味付けなので何個も食べると飽きてきてしまうかもしれません。






同發 ”豚肉包”  

広東料理・同發の肉まん、小ぶりな大きさで皮は甘めでタマネギと豚肉のシンプルであっさりとした塩味。

女性はこの肉まんが一番好きと言う人が多いかもしれません。

2個で¥630、あっさりとしているので、2つはぺろりと食べられます。






 謝甜記 ”肉包子” 

中華粥で有名な謝甜記の肉まん、豚と鶏肉のミックス、長ねぎ、白菜、しいたけ、タケノコ、バランスのとれた肉まんです。

味付けもちょうど良く、ボリュームもあります。
他にも、餃子、シュウマイなどどれもが旨い!

一押しの肉まんです。







酔仙酒家 ”肉まん”  

広東料理・酔仙酒家、タケノコ、しいたけ、キャベツの具材、謝甜記と同じくバランスがとれている。

コショウのきいた味付けでなかなかイケルが胡麻油がやや強いかもしれません。

パンチのきいた肉まんが好きな人にはお薦めです。







 耀盛號 ”阿媽肉包”

1946年より中華街で食材を扱ってきた耀盛號のちょっと変わった中華まん。

紅色に見えるのは豆腐を発酵して作った紅南乳というものらしい。 角切りの豚肉に大きめに切ったキクラゲがどんと入っている。

甘みのある不思議な味、初体験の風味でした。




20歳の頃、渋谷西武で維新號の肉まんを売っていた。 アルバイトの時給と同じくらいの金額だったので給料日にだけ買って帰った。今まで肉汁のしたたる肉まんを食べたことがなかったので、ただ感動。

”江戸清”や神楽坂、目黒の”五十番”の肉まんは皮が厚めで甘みのある味付けなので苦手だ。
冷凍庫には関西の551と横浜中華街で買ってきた肉まんが入っている、飽きがこないように代わる代わる食べている。
横浜中華街へ行かれたときは是非、肉まんや他の点心の食べ比べをしてみてくださいね。 謝謝。
# by w-scarecrow | 2011-12-28 15:59 | | Trackback | Comments(0)

愛しくて・・・



昨夜、街を歩きながらたくさんのカップルと擦れちがった。
X'mas イヴを一緒に過ごす相手が本命、25日にデートをする相手が2番手、23日は3番手と女の子が言っていた言葉がよぎった。

仙台の定禅寺通りの雪の中に輝くイルミネーションを見たことがある。 ひらひらと桜の花びらのように舞う雪が美しかった。

河北新報のWEB版に目を通すことが震災以来多くなった。
その中に陸前高田に住む女性の心に迫る詩があった。


                     あなたにありがとう

                       ただ愛しくて
                       ただただ愛しくて
                       かわいい我が子を
                       亡くした現実が受け入れられず・・・・

                       人命を救おうと職務を遂行し
                       全力を出しきって逝ってしまった我が子よ
                       私の子に生まれてきてくれて ありがとう
                       たくさんの思い出を ありがとう
                       あなたは母の誇りです

                       悪夢から抜け出せないでいるような
                       時ばかり前へ進んでいく
                       茫然とする日々の中で

                       しっかりとした眼差しを向けてくれる人がいた
                       笑顔で声をかけてくれる人がいた
                       一生懸命を伝えてくれる人がいた
                       我が子と重なる・・・
                       一人一人が愛しい命

                       遠くから ありがとう
                       一生懸命を ありがとう

                       たくさんの方々に出逢って
                       生きていく決心がつきました

                       必ず無事でお帰りください
                       あなたを待っている人の元へ
                       あなたを ただ・・・・
                       ただただ愛しいと想う人の元へ
                       必ず無事でお帰りください

                       ただ愛しくて
                       ただただ愛しくて

                       あなたに心から ありがとう



被災地は今夜から雪になるみたいだ。 定禅寺通りで見た166本のケヤキの木々に飾られたイルミネーション、一つ一つの雪の結晶が重なり合い純白の世界を輝きを見せてくれる。
今年の聖夜はどんな光を放ってくれるのだろう・・・。
# by w-scarecrow | 2011-12-24 16:08 | そのほか | Trackback | Comments(4)

ふわわ

新宿駅南口を肩をすぼめ速足で歩いていたら、急に前を歩いていたおばさんの指が私の顔の10cm前で止まった。
「あった、あそこあそこ!!」 なぜ、急に止まり指を差すんだろう? 目の前に差した指が当たりそうになることは年に3,4度はある。
「いちいち指を差すな~!!」

飲み屋さんで美人のバイトの子に「wさんって普段フレグランス、香水ってつけているんですか?」と訊かれた。
自分では判らないけど、なにか臭うのかな?
「たま~にシャネルから出ている香水で、カレイシュウというのをつける時があるよ」 「・・・・??」
首を傾げながら行ってしまった。 やっぱ加齢臭が飛び散っているのだろうか? フレグランスをつけた方がいいのだろうか?



加齢臭から、美味しいチーズケーキの話題に変わります。

神戸市西区にあるパティスリー『コンサクレ・カイ』の”半熟フロマージュ ふわわ” 。
本当にふわふわなチーズケーキ。 甘いものが苦手だというパティシエが作っているだけあって甘さは抑えめ。
同じタイプのチーズケーキで小樽の”Le TAO”が有名だが、こちらの『コンサクレ・カイ』の方が大人の味のような気がした。































Patisserie de coeur

CONSACREZ KAI


兵庫県神戸市西区宮下1-1-5

TEL : 078-921-0818






料理が得意ではなかった母に小学生の頃、プリンが食べたい、ゼリーが食べたいとせがんでおやつに作ってもらった。
「お腹が空いているんだったら、おひつにご飯があるから手に味噌を塗って、自分でおにぎりにして食べてなさい」と壊れたテープレコーダーのように言っていた母が作ったハウスのプリン。
ご飯茶碗の形をしたプリン。 

幼馴染のケイコちゃんちの聖心女子大出のあ母さんが作ったプリンはもっとスッとスマートな形をしていた。
ご飯茶碗の形をしたプリンのてっぺんの大好きなカラメル、よ~く見ると甘食かおっぱいみたいだった。

今度はベイクド・チーズケーキの美味しいのを買ってこようっと。
# by w-scarecrow | 2011-12-21 22:03 | | Trackback | Comments(2)

朝の誓い



お地蔵さんの前に綺麗な花が咲いていた。

町のところどころにある道祖神や子安地蔵、自転車で過ぎ去る時でもふと心に留める。
赤のよだれ掛け、帽子やマフラーをしたお地蔵さん、子供用のショルダーバックを掛けているお地蔵さん。

毎日、近くに住む人々が掃除をし花や供物を供え、路往く人に安らぎを与え、掌を合わせる人に慈しみを与え、ひょうきんなお地蔵さんは微笑みを与えてくれる。



寒々としたキッチンに細長い湯気が音もせずに立っている。 朝の一杯の「お茶の準備ができましたよ」の合図。



アンテークの真鍮で作られた湯沸し。 持ち手だけが銅製で透かし細工が施されている。

ベランダの窓を開け冠雪した富士山を見ながらの一服。 TV を点けて朝からみのもんたの顔や舌足らずのお天気おねえさんの顔を見るのもイヤなので FMを点け爽やかな音楽を聴きながら「今日は飲み屋には寄らないぞ!」と毎朝、誓いを立てる。
# by w-scarecrow | 2011-12-18 16:32 | もの | Trackback | Comments(6)

九品仏浄真寺 紅葉



12月13日、世田谷区奥沢にある浄真寺まで自転車をとばした。
茶沢通りから国道246、自由通りを抜け九品仏まで30分で着いた。
朝6時50分、すでに参道や本堂へ向かう通路はご近所のボランティアの人たちによって落ち葉が集められていた。
間に合わなかった。 掃除する前に来たかったのに。





総門まで 100m の参道がつづいている。 



仁王門、そして東門が望める。







上品堂、その隣りに中品堂、下品堂の3つのお堂があり、一堂三躰、計九躰の阿弥陀如来像が安置されている。















1678年に開山した浄土宗・九品仏浄真寺、300年前にこの地で暮らしていた人々も明治時代に生きた人々も空襲の中逃げ惑った人々も、この紅葉に息を呑みこの風景を愛でていたんだろうなと想いを巡らした。


先週、皆既月食を坂を上りながら眺めた、近くの児童公園でも何組かのカップルが空を仰いでいた。


萩原朔太郎の詩集『月に吠える』、”月に吠える犬は自分の影に怪しみ恐れて吠える”

ほろ酔い気分で急坂を上り、月に照らされた自分の影に怯える、何か納得しながらカップルと同じ月を眺めながら夜の街を歩き帰った。


時間の経過に速いも遅いもないが師走だけは一日が20時間しかなのかと思うほど、走り去る。

老母からの電話で正月はいつ来るのかと訊いてきた。 自転車で20分の距離なのに。
きっと兄夫妻がデパートのおせち料理のセットを発注しているし、僕は元旦の日にお雑煮を作りに行くので何も買わなくていいよと言った。
「じゃあ酢の物くらいは作っておこうかね、タコも買わなきゃいけないね」
母の気分はクリスマスをポンと飛び越して正月へ行っていた。
# by w-scarecrow | 2011-12-14 20:10 | 散歩 | Trackback | Comments(10)

マッサマンカレー


タイカレーが好きだ。
インドもネパールもバングラディシュもマレー系カレーも欧州も蕎麦屋のカレーも野菜がゴロゴロしている家庭のカレーもみんな好きだ。

小学5年生の時、初めて食べた渋谷・百軒店の”ムルギー”のカレー、大学生の時に信濃町の慶應病院前の掘立小屋みたいな小さな店(メーヤウの前身)で食べたタイカレーの強烈なインパクトが今でも忘れられない。

CNN GOが選んだ World's 50 most delicious foods という世界の美味しい料理50選の第1位がタイの”マッサマンカレー”という記事を目にした。

アングロサクソン系の記者たちが選んだのだったら全く信用できないが、CNN はアジアやラテン、モスレムの記者もいるだろうからととりあえず買ってきた。

一言で美味しかった。 辛いカレーを想い描いていたが大きな鶏肉とジャガイモ、ルーはココナッツミルク以外にも複雑な味が相まってコクがあり尖った辛さは感じない、ナンプラーと落花生がいい脇役なのかも。
タイの南部、イスラム教徒たちが食べるカレーらしい。 バンコクでは一部のイスラム・レストランでしか食べられないらしい。






CNN GO の50選、2位はナポリ・ピッツア、3位はメキシコのチョコレート(??!)、4位は寿司となっている。
寿司といっても、彼らのsushi のイメージはアボカドやマヨネーズの巻き寿司なのかもしれない。

私が今までで一番「旨い!」と唸ったのは数年前に東京農大の収穫祭で食べたタイからの留学生が作った”レッドカレー”、模擬店の裏のブロックに座りハーハー言いながら食べた。 本当に旨かった。








レトルトでもう一点、セブンイレブンで売っているビーフシチューが値段の割に贅沢な味なんです。

ビーフシチューを画にしてもあまり美味しさが伝わらないので、同社のデミソースのハンバーグを代わりに up しました。

有名洋食屋や業務用の冷凍ハンバーグがあるが、これはフカフカ感があってなかなか旨い。
ひとり暮らしにはピッタリの忘れかけた家庭の味。


FM から流れてくるX'mas song も街のクリスマスの飾りつけも今年はやや控えめに感じる。
年賀状書きという憂鬱な作業の季節がやってくる。
書くのが面倒という理由だけでなく、今年は賀状の文面が見つからない、旧年中の感謝の気持ちと新年の挨拶、ただそれだけでいいのかもしれないが・・・。

今年だけは葉書で送るということを辞めようと思う。
もっと違う伝え方があるかもしれない。
# by w-scarecrow | 2011-12-11 16:51 | | Trackback | Comments(2)

白クマ


昨日、誕生日祝いに全国のご当地インスタントラーメンを10種類もらった。
旭川、札幌、米沢、高山、富山、大阪、倉敷、久留米他。

写真はSoftbank のお父さん犬ではなく、札幌円山動物園の白クマ塩ラーメン。
特別な製法で作ってあるらしく食べるのが愉しみだ。

毎年、毎年スルーしたいのにやってくる誕生日。
両親に感謝をする日だと思ってはいてもスルーしたい。

昨日は自分でケーキを買ってくるなんて恥ずかしいことはできず、朝からリンゴをキャラメリゼしてホットケーキミックスで焼いた。

厚めに弱火で焼いたができあがってみると今川焼みたいだった。
でも満足。






わが横浜DeNA Baystars の初代監督が元巨人の中畑清に決定したみたいで、ず~と溜息ばかり。
常勝チームを作ろうという意思が全く感じられない。
中畑監督だったら、コーチには同じタイプの川藤幸三でも坂東英二でも連れてくればいい。 坂東さんだったら年俸はゆで玉子で渡せばいい。

東京は雨模様、雪に変わるかもしれないと言っていた。

こんな時は昔のJR 東海のCM が浮かんでくる。 新幹線の到着ホームや改札口の深津絵里、牧瀬里穂の映像を見て「遠距離恋愛もなかなかいいな~」と思ったりした。

山下達郎の ♪ 雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう Silent night, Holy night ♪ を口づさんでいると途中から必ず嘉門達夫の ♪ きっと君は関西人 混じり気ない関西人 woo~ さいでんねん ほうでんねん ♪ に変ってしまう。
# by w-scarecrow | 2011-12-08 20:25 | そのほか | Trackback | Comments(12)

雨上がりのスキャット



冷たい冬の雨が上がった土曜日の昼過ぎ、駒場東大前の”ル・ルソール” へパンを買いに。 まだ温かいパン・ドミ。



加賀前田家・前田利為侯爵邸(駒場公園)を抜けて帰った。 見事な枝ぶりの銀杏の木。
静寂の中の黄色の世界。

木々の衣替え。
樹木は葉を落とし枯れて朽木になるならともかく、春になれば青々とした葉っぱが生えてくる。
裸木になっても冬の寒さに震えるわけではなく、はるな愛のように木肌はぶ厚い。
そんな木々の衣替えを感傷的に眺めている。



口づさむのはイヴ・モンタンの 『枯葉』 ではなく、『夜明けのスキャット』。
アメリカだけではなく、欧州、アジアでもトップチャートに上がっているらしい。



ピンク・マルティーニのアルバム "1969" 。
1969年、東大安田講堂、ベトナム戦争の泥沼化、ウッドストック、アポロ11号の月面着陸・・・。
あの熱いムーブメントが頂点に達した1969年、そんな時代の中で由紀さおり(何故、姓ではなく名を重ねた芸名にしたんだろ?)の
歌う、あの静かなスキャット曲がヒットした。 人々が求めていたやすらぎ。

ピンク・マルティーニがアメリカの片田舎の中古レコード店で、南沙織の ♪ 色づく街 ♪ や桜田淳子の ♪ この花は私です やっと綺麗に咲いたのです・・・ ♪ のレコードを手に取っていたら・・・と、いつものように想像が膨らむ。



書院造りの和館の大広間からの眺め、雨どいから漏れ落ちる雨水の音だけが聞こえる。



今朝、青空に縁取られた窓を開けると白く冠雪した富士山がくっきりと見えた。 いつ冠雪したんだろう?
遠い景色を何日も何週間も見ていなかったんだ。
# by w-scarecrow | 2011-12-04 12:03 | 散歩 | Trackback | Comments(8)

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