winter's scarecrow

繋がる


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雑草は孤独を愛する。

街を歩くとよく見かけるアスファルトの隙間に力強く芽を出した雑草、「こんな所に?」と目を疑うが植物にしてみれば隙間は天国らしい。

競争相手は近寄れず、陽の光を独占できるから・・あんなに狭い所でも彼らにはパラダイス。


外を見渡せるカウンターの横には若いスーツ姿の青年が、ミラノサンドをスマホをいじりながら食べている。 食べているというよりただ口に運んでいる。

陽の光をさんさんと浴びたパラダイス。

私はレタスドッグ。

鮮やかな紅葉や黄葉、季節は錦繍。黄色の絨毯の上を散歩する戦中、団塊の世代の人たち。

美しい暖色の落ち葉は葉の老化に伴う機能の低下だそうだ。

一年間、ご苦労さんです!と落ち葉と路往く人たちに温かな声をかけたくなる。


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1964年の東京オリンピックの開催前後に生まれた少年は、高度成長期という産湯につかい、アポロと大阪万博に未来を教えてもらった。

ノストラダムスと宇宙戦艦ヤマトによって地球はやがて滅亡するんだと信じていた子供たち。

そんな彼らも50歳を過ぎた。 地球はまだ大丈夫みたいだ。 

団塊の世代も彼らも、もちろん携帯やパソコンのない時代、心細い夜はラジオの深夜放送が夜をともにしてくれた。
学校や友人関係の不安、見知らぬ若者たちのハガキに共感していた。

きっと僕らも繋がっているんだろう・・同じ時、同じ放送を聴いていると考えたら孤独感も薄らぐような気がした。


スマホを片手にミラノサンドを口に運んでいる青年、よくスマホを間違えて口に入れないなと感心する。 そんな一瞬のヘマを見たいのに。
手にしたスマホは誰と繋がっているんだろう? 未来?


Queen's Isetan で売っている¥480の冷凍ではないマルゲリータのピザを買ってきた。20cmくらいの大きさでつまみにはちょうどいい。生地もナポリ風でなかなか美味い。

とろけるチーズを増量してハラペーニョを散りばめて焼いた。
TVの佐藤栞里ちゃんの笑顔を観ながら、晩飯はこれで十分かも。 口なおしに永谷園の松茸のお吸いものを飲めばいい。


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# by w-scarecrow | 2017-11-20 20:27 | 散歩 | Comments(0)

たったひとつの小さな夢がありました ♪



              夢で会うふるさとの人はみな若く  風天(渥美清)



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夢で会う友はみな若い。

今のすっきりとした髪型ではなく、ジーンズにロン毛だ。 皆、細身で格好いい。
ベルボトム、ロンドンブーツで登場するやつもいる。

カメラ目線で未来に向かって満面の笑みを浮かべている。
明日のことなんてどうでもいい、今を生きている。 500円玉を握りしめ飲み屋へゆく。

怖いことなんてなにもない、そんなのは嘘で皆といるときだけは笑顔でいたい。

夢で会う友は皆、幸せそうだ。

そんな幸せな友と夢で会えるのが嬉しい。

友たちは私の夢をみるのであろうか? どんな私なんだろう・・。







" 空に星があるように 小さな夢がありました・・ "



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# by w-scarecrow | 2017-11-18 05:25 | そのほか | Comments(4)

花ある君と思いけり


 " まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前に挿したる花櫛の 花ある君と思いけり "


明治29年に発表された島崎藤村の 『初戀 』の一節。
今までおかっぱにしていた少女が髪を上げ日本髪にする時、少女から娘になってゆく明治の風情。

私の中学生、昭和のころの秋祭りで、浴衣姿に髪を上げそそと境内を歩く同級生の女子にドキッとさせられた。

吹奏楽部でフルートを吹く学校一の美人、その長い髪をアップした姿ではなく、クラリネット担当のどちらかといえば目立たなかった子のアップにした髪型とうなじに、やっつけられた。



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中高校で " 髪が肩にかかったら結ぶ " " 髪を染めるのは禁止 " など女子の校則があるのは解るが、ポニーテール禁止の学校も多々あるらしい。

「うなじに刺激的なものを受ける男子生徒がいるから」
色柄物の下着禁止も
「透けると犯罪に巻き込まれる恐れがある」
そんな笑ってしまう教育者側の定義?

男子たちは、ふとそよいだ風に女子の髪が揺れるだけでも、昨晩お風呂で使った " 牛乳石鹸 " の残り香をほんのり感じるだけでも、もう妄想の世界に入ってしまっている。

ポニーテール、うなじを見せるの禁止?!

どんどん女子力をアピールすればいいじゃないか、そういう年頃なんだも。

ヤンキーたちの子供(男子)はもう保育園の頃から、後ろ髪をやたら伸ばしている。それも禁止なんだろうか?
ご両親が元ヤンキーだったって判りやすいじゃないか。息子の名前はやたら画数も多いがそれも個性。


大阪府立の高校で生来、髪の色素が黒髪でない女子高生が散々、髪を黒く染めるよう強要され頭皮はボロボロになり、精神的苦痛のため不登校になったという。

黒じゃないといけないという「ルール」。中学生らしさ高校生らしさってなんだろ。
校則なんて壊してやろうというエネルギー、10代の計りしれない自己の確立へ向かう熱さ。

『 らしさ 』インスタ映えしないつまみをつっつきながら、「例の・・あれ」「逆に言うとさ・・」「ぶっちゃけ、俺は・・」とオジサンの定番を聞いていると学生時代は校則を守ってきた人たちなんだな~と思うときがある。

「逆に言うとさ・・」全然、逆じゃないんだこれが。

外は冷たい雨。買ってきたミートソースのレトルトはあるが、パスタが見当たらない。" たけのこの里 " も買い忘れた。
ちょいと寂しい。


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# by w-scarecrow | 2017-11-14 21:07 | そのほか | Comments(0)

10年目



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                    あの鳥
                    あの鳥がはばたけば
                    鳥より先に
                    空が飛び
                    あの鳥がくちばしを開けば
                    鳥より先に
                    世界が歌い出す
                    あの鳥  

                                                                       



ブログを始めて10年目に入りました。

ほうじ茶を飲みながら窓越しに真っ青な秋の空を眺める時間が長くなりました。
朝の目覚めがよくなりました。
9年間で進歩したのはこれくらい。

TVドラマで機内放送「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいますか?」のCAの声。
『 お客様のなかにパイロットの方はいらっしゃいますか?』のアナウンスが聞こえたらどうなるんだろう? そんなつまらないことばかり考えている日々。

進歩がありません。



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そんなブログにまたお付き合いください。

   写真は " 白鬚のシュークリーム工房 " のトトロのシュー。

   川崎洋詩集より「鳥」


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# by w-scarecrow | 2017-11-11 14:02 | そのほか | Comments(8)

明日へ ♪


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「なんて素晴らしい一年だったんだろう・・若さゆえの勢い、若さゆえのミス。決して負けたのではない・・」とラミレス監督は試合後、語っていた。

レギュラーシーズン3位の横浜 DeNA ベイスターズ はCS(クライマックスシリーズ)では2位の阪神とは甲子園での雨中での激闘、王者広島とは崖っぷちと毎試合ごとにいわれながらの勝利。
日本シリーズは敵地・福岡で連敗、横浜へ戻り初戦を落とすが、そのあと何かが乗りうつったのか、神が降りてきたのか奇跡の連勝。

そして11月4日、23:56 戦いは終わった。

2位とは、
2位にはすべてがある、2位にはすべてが詰まっている。頂点を争った栄誉や達成感。
あと一歩届かなかったゆえの勝利への飢餓感。

このステージで得たすべてを無駄にせず、もう一度ステップアップをしてほしい。
そうすれば必ずあの場所に戻ってくることができるはず。

長いシーズンでした。
ここまで熱狂をさせてくれた、夢をみさせてくれた選手たちに感謝しています。



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崖っぷち、崖っぷちと自分が言われているようで「よしゃ、鳥になって飛んでやれ」と想う日々だった。

ラミレス監督がいつも口にする言葉「Tomorrow is another day」。
この言葉は " 風と共に去りぬ " でスカレーット・オハラが言っていた台詞。 ラミちゃん、ペッ!とイコールにはならず。



今日は立冬というのに穏やかな秋晴れの一日だった。

公園では数人の若者がダンスの練習をしている。カッコいい! 
手前のベンチでは手作り弁当を膝の上に乗せ、寄ってくるハトたちを足で追い払いながら玉子焼きを口に運んでいるOL。
公園にはハト出禁の札を立ててほしい。

秋の陽をさんさんと浴びながら、もし生まれ変わったときに女性だったら何になろう・・とふと想った。

歌やダンスを特訓して宝塚音楽学校を受験するのもいいかもしれない。
いや理系の女子になって科捜研で難事件を解決していくのもいいかも・・と、ぼんやり考えていた。


あのドナルド・トランプの夕食になぜ松茸の茶碗蒸しや、五目ご飯を夕食のメニューに入れたのかが解らない、ウェルダンのステーキに市販のケチャップをかけて食べる男に松茸の風味は判るはずがない。
もし出すのだったら京都産の高級なものでなく、アメリカ産のちっとも香りのしないパフパフ食感の松茸にすればよかったのに。



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# by w-scarecrow | 2017-11-07 20:47 | baseball | Comments(4)

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                      時は流れていますか?
                      時は重ねるものですか?
                      時は色褪せていますか?




目には見えないものを問いかけながら
鏡を見ながら髭を剃り
ざらざらとした手の甲にクリームを塗る
としつきの流れを甲は語っているみたいだ


食器棚の奥から粉末の青汁が出てきた 何年か前に母に持たされたもの
「苦っ」と言いながら一日分だけ健康になれたよう
アップデートから再起動されて 自分も少しだけ新しくなったように感じる時とおんなじ

Yahoo ニュースの重たい記事の中に " スザンヌの妹 マーガリンが出産 " の見出し
体中の力が抜けてゆく

TVで女子高生が 『徹子の部屋 』を 『 徹子の部室(ぶしつ)』と呼んでいた

「色褪せる」
そんな見えないものがいつも気になる


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# by w-scarecrow | 2017-11-04 13:46 | そのほか | Comments(0)

ミニマリスト


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東京では木枯らし1号が吹いたとお天気キャスターが言っていた。 パーマン2号でも号がつくと愛らしく感じてしまう。
「酒と女は二号まで」身に沁みる。


天然きのこが食べたい! 天然きのこの味噌汁、炊き込みご飯の画が何度も浮かぶ。

東京で天然舞茸を買おうとすれば 500g で¥4000 の高値らしい。
きのこが大好きだ。もし娘がいたら " きの子 " と名付けてもよかった。バナナよりは可愛い名前かもしれない。

カゴに雪国マイタケを入れ、風味のなさそうなきのこたちから別嬪さんを選んでゆく。

あとご飯の友を何品か買わなきゃ。

「すみません、さゆりは置いてないんでしょうか?」店員さんが首を傾げている。「あの、おにぎりにしたりフリカケみたいな・・」
「あっ、ゆかりですね」

ゆかりは品切れだった。
さゆりは?


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IT関係の仕事をしているSくんの部屋を何人かで訪ねたことがあった。 Sくんは30代後半で独身、いつもきしっとした身なりをしている好青年。

リビングの広さに驚いた。壁の白さが眩しい。
リビングに5,6人は座れるソファーと大きなテレビがあるだけ。ほかには何もない、観葉植物も家電話も机も現代アートの絵も飾られていない。
キッチンもケトルがあるだけでピカピカだった。

世間では必要最低限のものしか持たない人をミニマリストと呼ぶらしい。
断捨離をしたにも拘わらず必要のないものたちや植物に囲まれ「極楽、極楽」と、くつろいでいる私みたいな人間は何て呼ぶんだろう?

もし、Sくんが結婚して同居をすることになったらどんなことになるんだろう?

花柄のかわいらしいカーテンの前には彼女の大事にしていた縫いぐるみがポツンと座り、ハワイで買ってきたクリスチャン・ラッセンの絵が壁に掛けられ、キッチンには柄違いのマリメッコのマグカップ。
床には通販で購入したダイエット器具の数々、バランスボールがコロコロと転がっている。

休日には2人でニトリには行かないだろうが、無印良品でラグやクッションを見て廻らければならない。
ミニマリストには同居、結婚は難しいかもしれない。

Sくんは涼しい顔でハイボールを飲んでいた。「元気?彼女はできた?」「・・毎回訊かないでください。wさんは?」「おい、年上にそんな失礼な質問はしないだろっ、普通」


東京は台風一過、これぞ青!と威張っているような空が広がっている。
日本シリーズ、横浜ベイスターズの2連敗、青がうるさい!


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# by w-scarecrow | 2017-10-30 18:47 | そのほか | Comments(0)

あれから19年・・


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2017.10.24 セリーグ・クライマックスシリーズ・ファイナル


この日がやってきました。

言葉になりません。

彼らはついにやってくれました。


1998年以来、19年ぶりの日本シリーズ進出。 あれから19年・・・・145.png

最強軍団広島カープのリーグ優勝、そんな素晴らしきチームから14.5ゲームを離されたリーグ3位のまだ発展途上の横浜ベイスターズがカープを負かっしゃいました。

「ズッコイぞ!」という非難が飛び交ってますが、なんのその。その負い目をエネルギーにしてあの巨大勢力ソフトバンクに立ち向かえばいいのです。

Soft Bank のスマホを持っているベイスターズの選手は明日にも他社へ乗り換えましょう!
Yahoo Shopping のポイントはすぐに使い切りましょう。

白い北海道犬に立ち向かう柴犬のようにズッコイ戦術で臨んでいきましょう。
あの !st .ステージの対阪神戦、甲子園球場での泥だらけの試合で勢いがつきました。


昨夜はもし!?ベイスターズが勝ったときのためにキリンの 500ml のラガービールを2本用意しました。 発泡酒以外のほんまもんのビールは買っていません。 
勝利が決まり選手たちのビールかけが始まったときに一緒に祝杯 167.png をあげるために。

地上波、BS放送ともに放送がないので(なんでだ!!) PC の一球一打のサイトを見ながらの応援。

リッツをつまみながら黒霧島をチャプチャプ。

そして9回の裏、夢のような瞬間がやってきました。

想えば 1998 年の横浜ベイスターズの38年ぶりのリーグ優勝の瞬間。 佐々木大魔神 vs 新庄・・。

それからのことはあまり憶えていません。「おめでとう!」メールが勝利の瞬間にあっちから、こっちの飲み屋のカウンターから同時にピコピコと着信。嬉しいことです。

今、昨夜のキリンラガービールを呑みながら記事を書いています。 昨夜のビールかけのときはうとうとと座椅子で眠ってしまいました。

無念!


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19年前の夢をもう一度!

第7戦までつづくと私の躰がボロボロになるので、できれば早めに・・お願いします。 ラミちゃん!



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# by w-scarecrow | 2017-10-25 20:32 | baseball | Comments(2)

結ぶもの


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     ” 生ビール買い求めている君の手を ふと見るそしてつくづく見る ”   俵万智



台風一過、赤坂から渋谷へ。
渋谷駅周辺は2020年までの再開発でクレーンが高い所にいっぱい乗っかっている。 この強風大丈夫なんだろうか?

この2年くらい、私の一番の悩みは〖目〗なんです。
10代の視力は2.0、サンコンの半分くらいの視力、それが30代後半になると、お手洗いで新聞が読めなくなってきた。老眼の始まりだった。

今、メガネをかけるのはPCの前だけ、PC用のメガネ(乱視と老眼含)。

今までも普段はメガネをかけたことがない。

家の中でも街を歩いているときでも視点がボケていて、どこにも焦点が合わずそれがただキツイ。
平衡感覚が狂っているのか真っすぐ歩けなく、風景がゆらゆらとして日々集中力が欠けてしまっている。 これがシンドイ。

眼鏡屋さんで検視してメガネをかければ解決するのか。眼科か脳の問題なんだろうか?



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私たちの時代、名盤に素晴らしきジャケットあり、2000円いくらかのお金を握りしめLP盤を手にする。

今の若者たちはLPもCDもジャケットやケースなんて形に残るものには興味がないみたいだ。 ダウンロード。

それもいいかもしれない。



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平成若者女子、昭和生まれの年上の男とばかり付き合っている子は 『 昭和専 』というらしい。

1999年に生まれた男子と付き合った子は「え~! 1000年代の相手なんだ!」とからかわれるという。

私も源頼朝も大石内蔵助も坂本龍馬も蛭子さんも、1000年代の男子、まだ通信手段は飛脚、その後は電電公社のダイアル電話が通信の手段、電報も。

君たち、そんな不便な通信手段にはいっぱいドラマがあったんだよ。 サヨナラも一緒になるにも。

 

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# by w-scarecrow | 2017-10-23 23:09 | 散歩 | Comments(2)

笹の葉


あの無垢な裸の姿を見て目尻を下げない人はいないだろう。
カラーテレビで見てもモノクロに映る健気な彼女の姿。
香香(シャンシャン)のコロコロと転がり遊んでいる姿が愛らしい。

ただ飼育員がシャンシャンの身長を測るときに鼻あたりからお尻あたりまでを測っている。「おい、おい、いくら脚が短くても身長のうちなんだから・・」

疲れて家に帰ってきたとき、あの初々しい姿で出迎えてくれたらと妄想する。部屋の中ではコロコロ、コロコロっ。
でも飼ったとしても問題なのは餌だ!ローソンでもスーパーでもデパ地下でも笹は売ってないし、七夕の時期に少し出廻るだけだ。

これからの忘年会シーズン、上司であるオッサンたちは「さて、残念ですがそろそろ御披楽喜としますので最後に皆さんとパンダの手打ちで締めたいと思います、よ~っ、シャンシャン」そんな光景が目に浮かぶ。



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以前、素敵な長い髪の女子に「髪、ほんと綺麗だよね、手入れが大変なんじゃない?シャンプーはエメロン?」と言ったら、その後口をきいてもらえなくなったことがあった。


美容院を営んでいる兄に「髪が以前にも増して細くなったような気がするんだけど・・」と訊いてみた。男兄弟4人と亡父も含めて髪質は皆似ている。
市販のシャンプーは高価なものも髪にはいいとは思わない、使うなら自然の素材、ホホバオイルがいいかもと言っていた。
それ以来10年近く、ホホバのシャンプーを使っている。

洗面所・風呂場は殺風景だ。からだにやさしいボディーソープとシュミテクト、ニベアのチューブと匂いのしないヘアークリームがあるだけ、ホホバのシャンプーだけがピカッと輝いている。(たまにニベアとシュミテクトを間違えて、ニベアで歯を磨いている)

今日は寒い雨の一日だった。 赤い傘をさしてヒョコヒョコと歩いていた私に「寒い中、お疲れ様です」と選挙カーから、" ミスター年金 " が笑顔で手を振っていた。

有名人に弱い私は薄っすらと笑みを返してしまった。


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# by w-scarecrow | 2017-10-19 20:16 | そのほか | Comments(2)

香水

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「わたし大好きなんだ・・池上さん」「誰?不動産屋の社長?」
「なんか一緒にいるだけで、1と2だらけだった通信簿が3と4になれる気がしない?」「あの、蕎麦屋のオヤジ?!」
「・・池上彰さん」

キャバクラでは年がいき過ぎている、しょぼくれたスナック勤めではない30代の疲れた女子が片手にメンソールの煙草、ハイボールの氷をくゆらせながら飲んでいる。


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尾崎豊の ♪15の夜 ♪ と同じような揺らいだ時期があった。 悶々とした精神状態から抜け出そうと高校受験を前にした中3の春から秋まで新聞配達をした。

朝4時に専売所に着き、自転車の大きなカゴに扇型にした新聞を山のように積み、出発。
今はお洒落な町に変貌した恵比寿の町、当時は木造やモルタル造りのアパート、専売公社や官庁の住宅が多く建ち並んでいた。

新聞配達をして数ヶ月もすると各家の生活パターンが解ってくる、古びたアパートの住人たちは早起きだ。
台所では調理が始まり、ラジオの音が響いている。

同級生の M くんちは最も古びたアパート、内廊下を歩くたびにキシキシと音がする。 彼の家は父子家庭、弟2人と6畳一間に住んでいる。
早朝からお父さんの元気な声がする。
M くんは運動神経抜群で勉強もクラスで1,2番。
彼は同級生の私が毎朝、新聞を扉の前に置いているとは最後まで知らなかった。

別のアパートでは嬉しいやら照れくさいやら、そのアパートに入っただけでその女性が帰宅しているかどうかが判った。
強い香水の匂いで判った。
その女性は浅田真央ちゃんのお姉ちゃんみたいな別嬪さんで、部屋の前でかち合ったこともあった。
かなり酔っていたのか「ありがと新聞少年」と抱きつかれたことがあった。
「いつか大きくなったら店においでね」みたいなことをもぞもぞと言いながら「チップ」と私の手に500円玉を握らせた。
その当時の500円、大金だった。
いつか、お金が貯まったらすぐにお姉さんのいる店に行こう! と15の朝。


池上彰さんみたいなオジサン、目指さなきゃ!
長雨がつづいています。 気分が滅入らないように古今亭志ん朝の落語を聴いています。



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# by w-scarecrow | 2017-10-16 22:10 | そのほか | Comments(0)

横書きの世界から たまには・・



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「世界の秋晴れを全部、東京へ持ってきたような素晴らしい秋日和であります」1964年10月10日の東京オリンピックの開会式、北出アナの名調子が聞こえてきそうな体育の日。

愛車が(チャリ)がパンクのため、ゆっくりと秋の陽を浴びながら駒場、松濤を抜け渋谷までの散歩。

東急東横店で大阪うまいもん市が開催されている。 
551の豚まんを買うのにトコトコと。 混雑の中、6個入りの豚まんを購入。 

帰りはバスに乗った。
¥210

窓外の風景を横に眺めながらバスは国道246から山手通りへ。 

気が付けば普段の生活で横書きばかりの文字を見ている、インターネットも雑誌も、部屋の窓からの景色も横書きばかりの世界。

空を見上げてゆっくりと下に目を移す、その逆も、・・・そんな縦書きの行動を暫くしていなかった。


無性に縦書きの世界を読みたくなってくる。 凸版印刷の短編や詩集だったらなおさらいい。

「文章と文章の行間を読む」そんなことを中高生のころから心にしてきた。 縦書きの世界が身についている。


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そろばんは横書き、トウモロコシは縦書きかも!

バス停に停まり何人かが乗車する、徳光さんや蛭子さんが乗ってこなければいいんだけど・・・。

「縦書きの思考に戻さなければいけない・・・」と、551の豚まん6個を抱え家路につく。

「五五壱 豚饅」と縦書きにしてみる。
  
 

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# by w-scarecrow | 2017-10-10 20:57 | そのほか | Comments(2)

うつむきかけた季節の中で ♪

またプロ野球の話。

この時期は選手の戦力外通告が下される。 ロッテに2014年度ドラフト2位で指名された田中英祐投手。
150 キロのストレートを武器に京都大学初のプロ野球選手と騒がれ、球団が話題性だけで獲得したのでは?と周囲からの好奇の声を耳にしながらの選手生活の日々だった。
私もスポーツ誌に彼の登板試合を探していた。
ストレートが120 キロ台まで落ち、試行錯誤をしていたなかの通告。
スポーツ誌にはスーツ姿で寮の前に立ち、ファンに深々と会釈している姿が写されていた。 清々しい表情に見えた。
誰もが経験することができないプロ野球での3年間、きっと大きな財産になることだろう。


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京大出身の田中君とは対照的に札幌ドームでは日本ハムの飯山裕志選手の引退試合が3万人以上のファンの声援のなかで行われていた。

飯山選手は鹿児島れいめい高校から1997年のドラフト4位の入団。彼の父親が担当スカウトに言った。「どうせハンパもん、死なない範囲でやってくれ」
彼は7人兄弟の5番目。 北野たけしの呑べえの親父だったら同じことを言ったかもしれない。
それから、長い下積みを経て20年間の選手生活、守備の人としていぶし銀のような輝きを放っていた。
こんな裏方のかけがえのない選手がいるから野球ファンは楽しい。


北海道に住む学生時代の友人からジャガイモが届いた。彼が22歳で帯広にUターンしてから毎年欠かさず送ってくれる大地の味。
昨年の十勝地方の豪雨や台風の災害で壊滅的だったときも。

ダンボールを開けるとすぐに新聞紙が敷いてある。” 北海道新聞 ” つい、土の被った誌面に目を通してしまう。

「 変わらずに暮らしてる? 大好きなかみさんも元気? くれぐれも躰に気をつけてな・・ありがとう・・」と誌面を見ながら呟く。

写真は北海道定番のおやつの芋団子。 マッシュポテト状にしたジャガイモをバター焼きにした簡単おやつ、中にはベーコンとチーズを入れてみた。

一気に秋が深まってきた。CM でやっている濃厚クリームシチューでも作ってみよう!
ただ、3日間同じものを食べなければいけない・・。 ちょっと飽きる。


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# by w-scarecrow | 2017-10-07 13:51 | そのほか | Comments(0)

横浜ベイスターズ CS 進出 ♥


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先週は横浜ベイスターズがAクラスに残れるかクライマックスシリーズに出場できるか、4位の巨人の猛追、たかが野球だが試合経過が気になって胃が痛くなる一週間でした。

街を歩いていても今は野球帽を被っている子供たちを見ることはない、Abercrombie や GAP のキャップを被ったお洒落な子供たちばかり。

ただ浜スタへ行くとベイスターズのキャップを被った子供たちだらけ、DeNa球団が横浜市や神奈川県内の小学校へ選手がオフに訪ね生徒たちにキャップを配布している。
そんな地道な営業努力があって、少年たちはここぞとばかりにブルーのキャップ被って浜スタへやってくる。 普段から被れ!


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私が小学生の頃は野球帽を被っている男子の8割は巨人軍のYG ロゴ。

そんなみんなが被っている巨人の帽子だけは嫌だった。 
アンチ巨人ではなかった当時、巨人の花形スターはON以外は柴田勲、高田繁(現横浜ベイスターズGM)

消防士の息子の M 君と真っ白なハンカチをもって代官山にあったカルピス工場、そのそばのマンションに住んでいた柴田勲宅へ。

ピンポンを押すと元気のいいお母さんが出てきた「サインかい?」「どこの小学校?」、「加計塚小です、サッポロビールの前にある」「近いんだね、今、勲は遠征に行っているから、じゃあ××日にもう一度いらっしゃいね。サインをしてもらっておくから」
柴田選手のお母さんは美人できっぷがよかった。

少年野球の試合では当時、盗塁王だった柴田勲のサイン入りハンカチを尻ポケットに入れ盗塁のイメージを描いていた。


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子どもたちがお父さんと同じ野球帽を被って球場へ向かう姿が好きだ。

子どもたちは球場が見えた途端、走り出したい。 早く応援の輪の中に入りたい。

どこの球団でも贔屓のチームのキャップを被った子供たちが格好いい。 


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# by w-scarecrow | 2017-10-04 22:07 | baseball | Comments(0)

おっさんたちのチャリンコ旅



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火野正平のチャリンコ旅・秋編が始まった。 ” にっぽん縦断こころ旅 ”

長野から愛知、四国を抜けて鹿児島まで行くルート。 録画した前夜の番組を朝、ほうじ茶を飲みながら観ている。
各地方の朝の風景、緩やかに流れる人々の営み。

火野さんは68歳、今では役者ではなく自転車乗りになってしまったと嘆く。 息を切らしながら山道を登ってゆく。

今まで数知れずの浮名を流してきたが、悪評は出てこなかった これがすごい。
母性本能をくすぐるなにかを持っている、人との接し方をみてもこれが解る。 
なにか放っておけない「わたしがそばに居なければ・・」と相手に感じさせてしまう天性のものを持っている。

この天性が私に少しでもあったら歴史は変わていた。

火野さんと並走するスタッフもおじさんばかり、知らない町を突っ走る。 いいぞ、おっさん。


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地方都市へ行ったときの朝の風景が好きだ。

歩いている人々の歩幅が違う、東京では皆ピッチ走法で肩をすくめて歩いている。 知らない街の朝、どこで朝食を摂ろう。

名古屋なら喫茶店のモーニングで腹が満腹になるに決まっている。コーヒーにあんこトーストにうどんや茶碗蒸し、赤だしの味噌汁・・おもちゃ箱ひっくり返したようなメニューの多さ。

この豪華なモーニングサービスの始まりは一宮、豊橋、広島と諸説あるみたいだが、高度成長期の殆ど同じ頃、コーヒーを¥50、まだ贅沢品であったゆで玉子を付けて¥60で出したのが始まりらしい。

喫茶店が少なくなった東京、ドトールコーヒーの開店前にはお年寄りたちが並んでいる。いつものメニューに決まった席、お年寄りたちは決まった席にこだわる。
「うそ~信じられない」「マジ、ヤバイんですけど」とギャル語が聞こえない朝の空間が心地いい。


震災前、陸前高田の鄙びたホテルに泊まり、モーニングを食べようと町を徘徊、昔ながらの喫茶店に入った。
おばちゃん2人がお国言葉でお客さんと接している。 聞き耳を立てないとなかなか解らない、サイホン珈琲のプクプクを眺めていたら「お待ちどうさん」とセットが置かれた。

トーストにコーヒーにサラダにゆで玉子、「うそっ」さばの味噌煮がついてきた。
このミスマッチにこころ踊った。
おばちゃんに高田松原へ行く道を訊いた。 「この道を潮の匂いのする方へ歩いてけば松原に着くよ」

東京は秋晴れもう9月も終わる。
ラジオからリスナーの声 ” うちの部署に小池とアベという上司と部下がいます。昨日からどっちについていいのか悩みの種です”




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# by w-scarecrow | 2017-09-29 14:39 | そのほか | Comments(0)

なんでもサンド

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サンドイッチが好きだ。

立食パーティーのときも、正方形の小口サイズのサンドイッチをほぼひとり占めしている。
人々がローストビーフに並んでいる間に5個~6個、10個~12個とグラスを片手に気づかれないように口に入れている。

家作りのサンドイッチをいくつか UP してきた。


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ピーナッツバターをぬり、スプラウトや多くの野菜をガバッと挟んだサンドイッチ。



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ピタパンにカリカリベーコン、スクランブルエッグに野菜、きのこたちのサンドイッチ & more


今もあまったサラダや多めに作ったスクランブルエッグ、冷蔵庫にある野菜をただ食パンに挟んで食べています。私の食べる数少ない健康食。


週半分くらいは仕事帰りが夜の11時を過ぎる。

ふぅ~と座椅子に座り、横浜ベイスターズの試合結果、経過を入念にチェック。 ドラフトマニアとしては今秋のドラフト会議に指名されそうな選手を一人一人 youtube で見て、ABCとマイランクをつけている。

「間違っても清宮を指名するなよ」とベイスターズのスカウトに喝!

そんなことをしていたら眠れなくなってくる。 窓外が白みはじめている。



そんなときは録画しておいた NHK BS の「パン旅」という番組を観ることが多い。女の子二人の全国パン屋巡り。

その中でこんな店が家のそばにあったらいいよなというパン屋が京都・堀川松原にある。



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                        写真は雑誌からおかりしました



京都下京区松原京極商店街にある " まるき製パン所 " 。 朝の6:30からの開店時間から人が集まり、コッペパンのサンドイッチを買っていく。
惣菜パンの種類も多く、あんこやクリームの甘いものも。 一日、3000個のコッペパンを焼くらしい。

こんな早朝からやっている手作りのパン屋がある街がほんと羨ましい。


そんな、パン旅を観ながらやっと眠気がやってくる。 

ひと時の幸せ、「変な夢みるなよと、コッペパンが一個、コッペパンが二個、ジャムバターのコッペパンが三個と・・・」と眠りにつく。



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# by w-scarecrow | 2017-09-25 20:48 | そのほか | Comments(2)

古新聞


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新聞の購読をやめてから8年近くがたつ。

毎朝、5時頃に部屋の新聞受けからパタンと音が聞こえた。 ご苦労さん、新聞屋さん。


昭和の頃の新聞紙は大活躍。

八百屋さんも古新聞で野菜をくるりと巻いて渡してくれた。 魚屋さんは油紙に入れた魚をくるりと包んだ、
焼き芋屋さんも・・

お父さんたちは子供たちに新聞紙で兜を作ってくれた。
お母さんたちの掃除にも濡れた新聞紙が役にたった。


バブルの頃から、お洒落な花屋さんは ル・モンド誌で花束を包んで贈り物の花束を作ってくれた。

好きな女の子の誕生日に贈る花束はフランス語の新聞じゃクサ過ぎるて困る。

競馬新聞を持参して包んでラッピングをしてもらおうとしたが、勇気がでなかった。石田純一にはなれなかった。


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資源ゴミを出す日、きしっと丁寧に紐で縛られた新聞の束が置かれている。 2ヶ月分くらいが積まれている。

毎朝、同じルーティーンでお茶かコーヒーを飲みながら、隅々まで誌面に目を通した人の抜け殻みたいだった。



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# by w-scarecrow | 2017-09-20 21:26 | そのほか | Comments(0)